後期高齢者になってはじめての診療

October 24, 2023 – 11:54 am

今日、3か月ぶりに病院にでかけ定期的な診察を受けてきた。

今回は。後期高齢者医療制度のもとではじめての診察だ。診察は、採血をして血液データを確認するだけ。特段の問題がないことを確認して、次回の診察を3か月後に予約しておいた。

血液検査の結果、前回の診察で正常値の範囲におさまっていた尿酸値が、今回、高めにでたことから、尿酸の生成を抑制するフェフキソスタット錠という薬を処方してもらった。

診察の健康保険証のチェックはマイナカードをつかった。マイナカードの読み取り機で画像認識で認証をしてもらった。マイナカードの評判はよくないようだが、私にとっては、何の問題もなく便利なツールだと感じた。

診察費、処方された薬の代金は、1割の窓口負担になっていることを確認した。マイナカードシステムはきちんと機能している。

窓口負担が1割になったのは、有難いが、あまりにも老人優遇の仕組みで多少恐縮してしまう。健康保険にお世話になってきているが、実感としては3割負担でもいいのではないかと思っている。大きな病気を患うことになったら、高額療養費制度によって面倒見てもらえるわけで、3割負担でもいいのではないかと思ってしまう。

健康保険制度を支えるという観点で考えると、患者の負担については窓口負担は3割でもいいのではないかと考えた。

保険制度のお世話になっている後期高齢者の独り言。
 



後期高齢者医療制度の窓口負担割合

October 19, 2023 – 1:54 pm

本日、後期高齢者になった」に、後期高齢者医療制度のもとで、私の医療費窓口負担が1割であることを書いた。ここでも書いているように、私の理解では、2割負担になると考えていたので、1割負担になったのは意外だった。後期高齢者の2割ほどが引き上げの対象になるようなので、平均的な後期高齢者のグループになったようだ。

いろいろ調べてみると、窓口負担割合は、収入の多い少ないというより、住民税の「課税所得額(課税標準額)」により大部分が決められるということのようだ。厚生労働省のパンフレット(「後期高齢者医療の窓口負担割合の見直しについて(お知らせ)」)には以下のような図が示されている。以下、転載:

この図にあるように、窓口負担割合は、「現役並み所得者」(課税所得が145万円以上)に該当しないと、「世帯内に75歳以上の方等のうち課税所得が28万円以上のかた」がいないと、世帯(の後期高齢者)全員が窓口負担1割になるとなっている。

ここで、「課税所得」というのは、「住民税納税通知書の「課税標準」の額」であり、前年の収入から各種の控除を差し引いたもの。

我が家のような70歳を超える夫婦の場合、年金収入額から差し引かれる控除額のうち、年金控除、基礎控除、配偶者控除を合わせて,1910,000円になるから、これに窓口負担1割になる課税所得280,000円を加えると2190,000円になるので、総収入(年金+その他諸特区)から、この2,190,000円を差し引いたものが社会保険料(国民健康保険料+介護保険料)そして医療費控除額、生命保険、地震保険の総控除額を超える場合、医療費の窓口負担は1割ということになる。

年金以外の(申告しなければならない)所得額に注意し、自分の窓口負担が1割になるのか、あるいは2割になるのかを考えることが必要になる。私の場合、ボーダーラインぎりぎりのところで1割負担になっている。

それにしても、高齢者の負担がかなり低く抑えられているので、申し訳ない気持ちもある。多分、これを解決するのは、消費税を引き上げて、高齢者にも負担をおわせるような仕組みをつくらないといけないように思う。
 



インフルエンザ予防注射を受けてきた

October 16, 2023 – 10:14 am

今年も「インフルエンザワクチン予防注射費用助成のお知らせ」を受け取った。今年は、いつもの年に比べてインフルの流行が進行しているとの話を聞いていたので、さっそく予防注射をしてもらった。

ありがたいことに、65歳以上の住民には接種を希望する者に対して無料でワクチン接種をしてくれている。

説明書によると、接種後2週間から5か月程度の間は、予防効果が期待できるとのこと。11月から来年の3月くらいまでは効果が持続できるようだ。

ワクチン接種に先立って、予診票の記入を求められたが、治療中の病気、服薬などの質問項目があるが、どの程度詳細に書けばいいのか多少気になったが、問題ないようだった。

接種後、「インフルエンザ予防接種済証」なるものを受け取ったが、そのなかに、Lot No.が以下のように記述されていた:

インフルビゲン HA229D

念のため、記録しておいた。
 



AlmaLinux9にupgrade

October 13, 2023 – 11:55 am

懸案としていたServerのOSをAlmaLinux9への更新作業を無事終了した。

現時点での OSの version は以下:

[root@Server02 ~]# cat /etc/redhat-release
AlmaLinux release 9.2 (Turquoise Kodkod)

AlmaLinux 9.2 のx86_64版を「AlmaLinux ISOs Links」からダウンロードし、これをFedoraMediaWriterでインストール用USBを作成し、これでクリーンインストールした。

なお、「AlmaLinux9への major upgrade をひとまず断念」に記述した障害については、Wordpressツール上のpluginsをはずすことで正常な動作が得られた。
 



本日、後期高齢者になった

October 11, 2023 – 5:31 pm

今日(10月9日)は私の75回目の誕生日だ。

実に、今日から後期高齢者医療制度の対象者になる。いままでお世話になっていた国民健康保険を脱退し、この高齢者医療制度に加入することになる。

国民健康保険から高齢者医療制度に変わったといっても、被保険者の私にとっては大きな変化はないのであるが、気になるのはマイナンバーカードに紐づけられる「健康保険証情報」が高齢者医療のそれに切り替わっているかどうか。

マイナポータルを開き確認すると、「被保険者資格情報」が交付年月日が令和5年10月9日になっており、保険者名が「茨城県後期高齢者医療広域連合」になっているなど、ひと月前に郵送されてきた保険証の記載のそれになっている。

評判の悪い「マイナンバーカード」の仕組み、私にとってはうまく機能している。これで、保険証の変更を気にすることなく、マイナカードを使って病院で受診できる。

ただ、「被保険者資格情報」をみると、「一部負担金の割合」が1割となっている。郵送されてきている紙の「保険証」でも、同じく1割になっている。マイナカードの話ではない。後期高齢者医療を取り扱っている役所の話だ。これでいいのか?

厚生労働省のHPによると、後期高齢者の窓口負担割合が令和4年以降、「年金収入+その他の合計所得金額」が200万円以上」になると、窓口負担は、以前の1割に代えて2割に変更されているはず。「マイナポータル」上の「税・所得・口座情報」で私の「公的年金等収入額」を確認すると、200万円を超えている。窓口負担は2割になっているはずなのだが、・・

厚生労働省のHPのなかの「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」をみると以下のように説明されている:

課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯の場合200万円以上、複数世帯の場合合計320万円以上の方は、窓口負担割合が2割となります。

この記述によると、年金収入が200万円以上であっても、合計所得金額を各種の控除額を差し引いた課税所得が28万円を超えなければ負担割合は1割でよろしいということになっている。私の場合、被保険者資格情報に示されている窓口負担1割ということ。安心した。

話は変わるが、厚生労働省が公表している「令和4年簡易生命表の概況」のなかに「主な年齢の平均余命」という表が示されている。以下、転載:

上掲の表によると、75歳になった私の「平均余命」は12.04年とになっている。平均で、87.04歳まで生きることになっている。

この表で、面白いことに気づいた。令和3年の75歳の平均余命は12.42年で今年のそれより少なくなっている。

住宅会社のHPで75歳の平均余命の推移が図示されているのを見つけた。以下、転載:

上掲の図によると、2021年をピークとし、それ以降下がっているのがわかる。コロナの流行を反映しているかどうかわからないが、少しづつ生きづらい世の中になっているのかもしれない。

ともあれ、10年以上高齢者医療制度のお世話になることになりそうだ。頑張らなきゃというところだ。