禁煙開始から5年が経過

May 4, 2016 – 11:44 am

この5月2日で禁煙開始から5年が経過した。

がん治療専門病院の禁煙外来で「治療」を開始し、それから5年が経過した。禁煙治療を開始した5月2日を迎えると、毎年、「禁煙開始から○年経過」というブログ記事を書いてきたが、今年も、無事、恒例の記事を書くことができた。

目新しい話題ではないが、一応、感想らしきことをメモしておいた。

禁煙の開始
5年前に禁煙外来を受診した病院は、私が11年前にがん治療のため7か月間にわたって入院していたところだ。退院後10年間にわたって、経過観察のため、3か月に一度は病院に通っていたが、そこで偶然見つけたのが「禁煙外来」のポスター。

この経過観察のついでに、この「禁煙外来」を受診したのが禁煙のスタートだった。がんの治療、5年が経過すると一段落といわれる。禁煙についても5年目がひとつの節目になるのではないかと思っている。

禁煙継続の秘訣(?)
禁煙を5年間続けることができたではあるが、いまだにタバコを吸いたいという誘惑はある。禁煙開始当初とべると圧倒的に渇望感は少なくなったのは確かだが、時折、「一服」したいなという感覚はいまだにある。禁煙が続けられている理由の一番は、手の届くところにタバコがないということだろう。身近にタバコがあれば、「一本だけは・・」ということで再び喫煙生活に舞い戻ってしまうような気がする。

もうひとつは、ストレス・レスの生活というのも禁煙を継続するうえで大切なのかもしれない。年金生活というのは現役のときに比べると全くといっていいほどストレスのない生活。ストレスが高いときほど、喫煙への誘いは大きくなるように考えられる(?)から、年金生活に突入した喫煙者は、今こそ禁煙開始の一大チャンスといえるかもしれない。

「定年生活の開始は禁煙の試みから」なんて考えるはいいかもしれない。

禁煙の経済効果
禁煙の経済効果と言ったら大げさになるが、年金生活者としては、禁煙による節約は大きい。禁煙を開始するまでは、一日に平均2パック、多い時には3パック消費していた。1パック、400円だったから1日あたり800~1000円をタバコに消費していた。この5年間で約150万円を節約できたことになる。軽自動車だったら新車を購入できる。

さらに健康維持ということを考えるとかなり大きい。禁煙を開始して以降、気管支炎の発作がほとんどなくなった。このあたりも「経済効果」に含めると、軽自動車どころかそれなりの乗用車の購入資金くらいは節約できたのかもしれない。

今後も禁煙の継続をめざそうと月並みな結論。


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