宅急便配送センター – 私のウォーキングコース

January 17, 2017 – 4:05 pm

掲載している写真は自宅の近所にある宅急便の配送センターだ。日課にしているWalking中にiPhoneで撮影した。

この写真を撮ったのは今朝8時半ころ。当然のように、朝早くからフル稼働していた。因みに、このセンターの営業時間は8:00~21:00だ。

郵政事業にとって代わる宅急便
この宅急便配送センター、我が家から車で5分もかからないところにある。我が家にとっては、とても便利だ。

さだかではないが10年ぐらい前に畑だったところを整地し作られたように記憶している。我が家にとっては、本当に便利で活用させてもらっている。

この配送センターが作られたのと前後して、例の小泉郵政改革のため、私の街の郵便局は郵便物の区分を行わない格下の単なる集配センターとなってしまった。このため、時間外窓口もなくなってしまった。村という区分の自治体ながら人口が3万人を超えるにもかかわらず、なんとも貧弱な郵便局になってしまった。

これにかわって活躍している(と感じられる)のがこの宅急便配送センターだ。上述したように、営業時間が朝8時から夜の9時までなど利用者にとっては本当に便利な施設だ。

小泉郵政改革が正しいことだったのかどうかは別にして、今後、国の郵政事業の役割はどんどん縮小されてゆくに違いない。IT技術の進歩も併せ考えると、従来の郵政事業の姿は変化せざるを得ない。

宅急便業界がピンチ?
しかし、最近、この便利な宅急便事業も変調をきたしているのではという話も聞く。

昨年の暮れあたり、身近なところで、宅急便の配達に遅れが生じているという話を聞いた。宅配物の個数が増えすぎて、さばききれないらしい。年末ということも遅配の原因ということでもあるようだが、アマゾンなどのインターネット通販の拡大が主たる原因のようだ。

宅配物の増加とインターネット通販の拡大について、日経の記事(電子版、1/12)では次のように報じている:

荷物の急増の背景は言うまでもなく、インターネット通販の拡大だ。消費者向け電子商取引(EC)の市場規模は15年度実績で13兆円を超え、百貨店の2倍の規模に達した。個人消費に占める割合が8%と日本の2倍程度の米国並みにまで拡大すればECの市場規模は20兆円を超えるとみられ、宅配便の個数が増えるのは確実だ。

郵政事業にとって代わった宅急便事業が変調をきたすということは、もはや宅配業界だけの問題ではなく、深刻な社会問題だ。なんとかきちんと維持されればと思う。


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