ポルトガル旅行 2017 (帰国後感想編3) アライオロスからマルヴァン

October 23, 2017 – 11:04 am

ポルトガルでの2日目、最初の宿泊地アライオロスからマルヴァンまで移動。

途中、世界遺産の町エヴォラ、そして世界で最も美しい村のひとつとして有名なモンサザールにたちより、二日目の宿泊地マルヴァンに移動。

ドライブ距離は約220Km。第一日目のリスボンからアライオロスまでのドライブかの大部分が有料の自動車道を中心にしたものだったが、この日は全経路は一般道での移動となった。

2日目の移動経路
朝食を早めにとり、次の宿泊地マルヴァン(Marvão)に向け出発。途中、エヴォラ(Évora)そしてモンサラズ(Monsaraz)を経由。モンサラズ(Monsaraz)からはスペインとの国境に沿って北上し、マルヴァン(Marvão)に向かった。

この日の走行距離は230Km。全て一般道であったが、道は空いており、100Km/hrに近い速度の快適なドライブを楽しむことができた。

アライオロスの宿舎で、懸案だったスマホのSIMカードの差し替えと設定が成功し、当初の計画どおり、持参したスマホ上でGoogle Mapsのナビに導かれながらエヴォラへの道を進んだ。前回エントリでも触れたが、スマホの充電はレンタカー会社から借りたカーナビ付属のシガーチャージャにより行うことができた。長時間のスマホの充電にはシガーチャージャが実に役立つ。

エヴォラ(Évora)
アライオロス出発から30~40分でエヴォラに到着。途中、有名な水道橋をながめることができた。南フランスでも水道橋を見たことはあるが、こちらの水道橋は南フランスのそれに比べ長い。

エヴォラに到着すると、街中を車で移動しながら適当な駐車可能位置をさがす。その道すがらローマ時代の遺跡ディアナ神殿などをみかける。

エヴォラでは、サン・フランシスコ教会と付属の「納骨堂」を主に見学する予定でいたのだが、この教会付近に駐車場があることに気付き、車をそこに移動、駐車し、目標のサンフランシスコ教会、そして隣りにある有料のミュージアム内の「納骨堂」を見学した。

あと、大聖堂など他にも見どころがあったのだが、十分に準備していなかったこともあり、エヴォラの町の全体像を把握することができないで終わってしまった。残念であった。

下に掲載した2枚の写真が「納骨堂」を映したもの。左側が「納骨堂」の祭壇(?)を正面からみたもので、見学する観光客の姿が見える。右側は、柱と壁面。柱と壁面に人骨がぎっしりと埋め込まれたのが見える。我々の感覚からすると異様さを感じさせる。(なお、写真はクリックすると拡大表示される)。

モンサラズ(Monsaraz)
エヴォラを離れて一路、モンサラズに向かう。1時間ちょっとのドライブだったと記憶している。

モンサラズはポルトガルに出かけたことのある知人の誰もにも評判の良いところ。ガイドブックでは、「世界で最も美しい村のひとつ」と紹介されている。

車を進め、モンサラズの玄関口(城壁の入り口)のすぐ近くに駐車。街中をモンサラズ城までの途中の小さなレストランで食事をとった。

ゴールの城跡からは、周辺の眺望を楽しむことができた。幸い、好天に恵まれ、モンサラズを取り巻く景色を楽しむことができた。

9月の終わりということもあり観光客はそう多くはなかったが、フランス人の年配の観光客が比較的多かったように思う。

ポルトガル人観光客と思える一団が、こぶしの聞いた歌(ファド)を歌いながら、街中を歩くのに出くわしたが、実に、哀愁を感じさせる歌に思わず拍手をしてしまった。

以下に掲載している3枚の写真は、スマホで撮影したものをパノラマ仕立てにしたものだ。いずれの写真も、クリックすると拡大できる。

マルヴァン(Marvão)
モンサラズからほぼスペイン国境に沿って北進、岩山の戴にある村マルヴァンに到着。このPousadaに宿泊。

麓から岩山を上り、城壁のなかに入り宿泊地を目指すが、車一台がやっと通れる狭い石畳を登るのは慣れないものとしては困難を極めるた。途中、車の通ってはならない急峻な坂道をのぼるなど、ちょっとした恐怖感を味わうような経験もした。

やっとの思いでPousadaにたどり着いたのだが、直近の駐車場には2,3台の車しか駐車できず、階段を思いバッグを抱えて上らねばならなかった。

アクセスの悪さには閉口したが、マルヴァンの戴にある教会そして城跡付近から見る景色は素晴らしかった。

下に載せた写真は、夫々、教会の鐘楼そしてその付近からみた夕日だ。

  


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