ポルトガル旅行 2017 (帰国後感想編4) マルヴァンからヴィゼウ

October 26, 2017 – 8:56 am

ポルトガルの3日目、マルヴァン(Marvão)から、モンサント(Monsanto)を経由し、次の宿泊地ヴィゼウ(Viseu)までの走行距離300Kmを移動。

モンサント(Monsanto):
モンサントは、岩山そして天然の巨石がそのまま住居になっているよう村。

この村、どのガイドブックにも「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」と紹介されている。とても不思議でユニークな村との印象だ。どこが「最もポルトガル的」と言われているのかはわからないが、大自然のなかに村人の生活が「組み込まれている」ようなところだった。

下の写真はモンサントの岩山の中腹から周辺の形式を見下ろすように撮ったもの。手前に大きな岩が住居に迫っているように見えるが、こうした巨石がいたるところに「転がって」いる。

岩山の頂上に至るまでの景色は素晴らしいものだった。頂上には城跡があり、そこからの景色は全方位を見渡す絶景との話だったが、もう十分ということで、残念ながら(?)寸前でギブアップした。

我々の後から登ってきた日本人の3人グループに「もうすぐ頂上なのに・・・」なんて言われたが、もう十分景色を堪能したということでリタイアした次第。

それに続いて現れた観光客の一団は、フランスの年金生活者らしきグループ。そのグループのなか、iPadで写真を撮りながらサンダル姿で登ってくる「老」婦人たちのタフさには感嘆した。やはりヨーロッパの人々の体力は半端ではない。

中腹の駐車上に戻る道すがら、小さな「雑貨屋?」さんを見つけ、そこで一息。このお店、私が子供の頃に近所にあった雑貨屋さんによく似た感じだった。

とにかく、ポルトガル観光は坂道が多いのには閉口する。これが、最もポルトガルらしい村という所以か?

ヴィゼウ(Viseu):
モンサントを離れ、一路、この日の宿泊地ヴィゼウ(Viseu)のポサーダに向かう。

宿泊したポサーダは、1842年に開設したヴィゼウの最も大きな病院 Hospital de São Teotónioのなかに建てられたもので、2009年にポサーダにするために建て替えられたものという。

下の写真2葉のうち、左側はこのポサーダを正面からみたもの、そして右側は、おそらく、もともと回廊に囲まれた中庭の上部を屋根を配した大きなホールだ。

  
  


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