サーバー用PCの組み立て

November 29, 2007 – 8:36 pm

数ヶ月前、我が家の倉庫にAOpen社製マザーボードAX4GER-Nが放り投げてあるのを見つけた。このマザーボード、確か、5、6年前に2万円程度で購入したものだ。引き続き、CPU(Pentium-4)を購入する予定だったが、そのままになっていた。Pentium-4の価格が、当時に比べて、かなり安くなっている。このマザーボードを活用して、PCサーバとすることにした。

PCの組み立ては、今回で、4回目である。10年くらい前だったか、PCの組み立てが流行していた。私の本棚にも、「AT互換機組み立て本(Softbank Books)‘98年版」なるものがある。最初に自作した時には、これを参考に組み立て作業を行ったものである。当時は、メーカー製に比べて安価にPCが手に入るというメリットがあったように思う。これまでの経験から、PCの組み立て、マザーボードが決まってしまえば、ほぼプラモデルを組み立てるのと変わりがない、むしろプラモデルの組み立てのほうが大変なのではないかというのが実感である。

さて、本題のPCの組み立て作業である。これまで、不要になったPCは、倉庫に放り投げてある。使えそうなパーツは、このなかから再利用することにする。CPU、メモリについては、そうはいかないということで、新たに購入することにした。「AX4GER-N」を検索キーとしてGoogleで検索、対応するCPU、メモリを確認。秋葉原に出かけて、これらを購入。CPUについては、Pentium4 2.4BGHz、メモリは、PC2100 DDR SDRAM(512MB)。購入するまでは予定していなかったCPUクーラーも合わせて購入。総額、約13,000円程度だったと記憶している。NIC、サウンドカード、グラフィックスカードなどはマザーボードにオンボードされているものをそのまま使用することにし、組み立てを開始、ほぼ3時間程度で組み立て完了。その後、手元にあるWindows-XPをインストールして動作を確認。予想通り、何の困難もなくPC1台が完成した。

この作業から言えること、4,5年前のスペックのPCであったら、自作すればかなり安価に、そして簡単に、手にいれることができるのではないか。因みに、ここで使ったマザーボードAX4GER-N、既に、ショップでは販売しているところは無さそうだが、Yahooオークションでは、3,000~4,000円で入手できそう。ということは、Linuxサーバとしては、2、3万円の出費で、それなりのPCが手に入るということになりそうとの印象。ハード面だけについていうと、かなり安価にシステムの構築ができそうである。


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