我が家にも新型インフルエンザ感染患者が発生

December 2, 2009 – 4:38 pm

新型インフルエンザの感染を心配していたが、ついに我が家にも新型インフルエンザの患者が発生した。高校生になる娘が感染したのだ。体温が38度を超えたあたりで、インフルエンザを疑い、病院に。結局、リレンザを処方してもらって、短期間で回復することができた。今回の経験についてメモしておく。ひょっとしたら、皆さんの役にたつのかもしれない。

初期症状: 我が娘、先週の土曜日の朝あたりから、少し咳き込みながら、どうも調子がおかしいと言っていた。インフルエンザの可能性あり、ということで、体温を測るが、ほとんど熱はない。ただ、娘のクラス、40人中、6人がインフルエンザに感染したということもあって、注意深く「観察」。

体の調子は、のどが痛いというより、少し胸のあたりに違和感があるという。

発熱開始: 日曜は、安静にしていたが、夕方あたりから、急に、発熱。体温を測ると、83.5度になっている。ほとんどインフルエンザに感染間違いないということで、近所の病院に駆け込んだ。日曜ということで、急患の扱いで診てもらった。

病院で体温を測ると、38度に下っている。お医者さんの診断。「今のところインフルエンザであるという確証はありません」と告げられる。私の理解では、インフルエンザの疑いが濃厚ということで、検査をお願いしてみた。しかし、初期的な状態では、感染していても陰性とでることが多いので、しばらく様子を見るようにと指示される。

解熱剤などのクスリが処方され、朝まで様子をみることにする。

体温が瞬く間に39度になる: 自宅に帰り、数時間すると、体温が39度になった。ともかく、処方された解熱剤を飲んで凌ぐことにする。

翌朝、病院に駆けつけ、推移を説明。担当したお医者さんは、前日とは異なっていたが、「39度の熱がでた、というのは殆どインフルエンザですね。」と検査をしてくれる。検査は、鼻腔をメンボウで掻き回して粘膜を採取するもののようだ。

検査結果は、予想どおり、「A型インフルエンザです。」ということで、晴れて(?)、インフルエンザの感染患者として認定された。

処方された薬は、『リレンザ』。高校生に対しては、「タミフル」は、いろいろ騒ぎがあったこともあって、処方しないようだ。

「リレンザ」というクスリ、飲み薬ではなく、特別な装置を使って吸入し、喉の粘膜にクスリを付着させるものという。薬局で、吸入のしかた、リレンザの効能などについて、説明を受ける。薬局のお姉さんの説明によると、「リレンザというのは、インフルエンザウィルスを殺すクスリではなく、その増殖を抑えるもの」だという。

自宅に帰って安静にしていたが、夕方になると症状が緩和。瞬く間に回復に向う。熱は、殆ど、平熱に下ったが、体の節々が痛いと言っていた。

その後、今日までの二日間、おとなしく寝ていたかいがあり、若干の咳は残っているようだが、順調に回復。事なきを得たという感じになった。リレンザというクスリ、これは効くな、というのが実感。

今回の教訓: 春先から始まった新型インフルエンザ騒ぎ、かなりの騒ぎになっていたこともあり、注意をしていた。とにかく、症状がでたら、早期の処置が重要ということで、病院にすぐ駆け込んだというのが正解だった。ただ、お医者さんは大変だ。

薬局のお姉さんの話しによると、タミフルとかリレンザは発熱から48時間以内に処方しなければならないらしい。その意味では、娘の場合、発熱が始まって、12時間でリレンザを処方。この処置、効果があったようだ。

娘は回復したが、「濃厚接触者」の私は、なんだか熱っぽい感じがしてきた。

感染したのかな?


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