フィギュア=世界選手権・女子をライブで見た!

March 28, 2010 – 5:27 pm

トリノで開催されていたフィギュアスケートの世界選手権で浅田真央が優勝した。「良かった」の一言だ。この世界選手権を、実に、ライブ映像で観戦した。インターネット経由のストリーミング配信でだ。浅田真央の演技もすばらしかったが、このライブ映像の鮮明さにも感激した。

フィギャアスケート女子の世界選手権、日本時間で昨晩(28日午前1時ころ)終了した。冒頭で書いているように、浅田真央が見事に優勝した。我が家、前日のSPが2位で、どうなるのかとスポーツ紙のサイトで速報を眺めていたのだが、このサイト上のtwitterガシェットに、速報にさきがけて結果を「つぶやいている」人たちがいるのを見つけた。「あ、きれにに、トリプルアクセル成功」とかいったようにだ。明らかに、ライブで演技を見ながらの「つぶやき」だった。

それでは、ということで、いろいろ探してみると、ライブ映像をながしているサイトのURLを張り出しているブログに到達。このURLをクリックすると、実に、ライブで演技をみることができた。かなりの驚きだ。この映像が実に鮮明。結局、表彰式の「日の丸」掲揚と「君が代」演奏、さらに浅田真央らメダリストが場内を一周する場面まで見てしまった。

実は、最初に見ていたスポーツ紙のサイト、浅田真央の演技中はアクセスが集中したらしく、断続的に、アクセス不可の状態になっていた。そんな状態を尻目に、我が家では、ライブ映像を楽しめたわけだ。インターネットの世界、結構、複雑怪奇?なんて思ってしまう。

ライブ放映していたサイトは、http://www.radio-canada.ca/ 。カナダからのストリーミング配信だ。映像のサイズは、488×288程度。動きの激しい映像でありながら、画面のブレもなく、極めて鮮明であった。ライブのストリーミング配信で、ここまで鮮明な映像を送ることができるのか、と驚いた。

この映像のコーデックは、おそらくH.264だ、と予想される。2週間前に「Red5 0.9.1 + Adobe Flash Media Live Encoder 3による映像ストリーム配信」なる記事を書いたのであるが、このとき使ったコーデックはVP6 であった。これに比べて、H.264が良いとの話は知っていたのだが、わがサーバーがパワー不足であったため、VP6を採用した経緯がある。今回のradio-candaの映像を見たからには、我がサーバーをパワーアップし、H.264に挑戦しなければならない、と「決意」を新たにしたところだ。

放映権とかいう問題はどうなっている? この世界選手権の映像が、今夜、フジテレビで放映されるまで、大部分の日本人ファンは浅田真央の演技を見ることができない。おそらく、放映権とかいった問題のためだ。それまでは日本の皆様には「お預け」ということになるわけだ。ひょっとしたら、ニュースでも、この映像は流されないのだろう。そうした映像がインターネットではライブで流され、それを視聴することが可能になっていた。事実、私は、その映像を見ることができたのだ。

一体、こうした事態、どのように理解すればいいのだろう?我が国で、放映権だ、なんだとか言っているうちに、海外からのライブ映像が、インターネット経由で、どんどん届いて視聴可能になっている。

視聴者にとっては、とても有難い話だが・・・。このあたり、我が国のマスメディア、どのように考えているのだろう。なんとも不可解。

それにしても、インターネット、ブログ、twitterといったものの情報伝達能力あなどれない。ま、当たり前のことかな?


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