3年前のニュース: 福島第一事故の後片付け続く

September 28, 2014 – 9:24 am

3年前の今日(2011年9月28日)放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いたニュース:

福島第一原発の事故による福島県の緊急時避難準備区域について政府は昨日今月30日に一括して解除する方針を固めました。避難準備区域は福島原発から半径20キロから30キロの範囲にある5市町村で、対象の5万5千五百人の住民のうち、二万五千人が避難しています。一方、環境省は福島第一原発の事故で放射性物質に汚染された土壌のうち、除染が必要な土の量を東京ドーム23バイ分に相当する2千八百七十九万立方メートルになるという試算を発表しました。これは年間5ミリシーベルトの区域を除染した場合で面積でいうと福島県の17.5%にあたります。

汚染地に住めというのかな

その他気になったニュース
東京電力救済のためにリストラ

東京電力の資産の査定や経費見直しを進めていている政府の第三者委員会が経営陣に対し辞任や退職金の放棄などを求める方針を固めたことがわかりました。また報告書には2014年の3月末までにグループ社員の14%にあたる7400人を削減する案も含まれています。

千葉県のシイタケも基準超える放射線セシウム濃度

千葉県我孫子市の農家が栽培したシイタケから国の暫定基準値のおよそ4倍にあたる放射性セシウムが測定されたことがわかり、千葉県はこの農家に対し出荷を自粛するようもとめました。福島県以外のシイタケから基準値を超えるセシウムが検出されたのは初めてのことです。

急激な円高が進んでいたんだ

政府は急激な円高へ対応について、中小企業に対する雇用助成金の要件緩和など一部を前倒しして実施すると発表しました。具体的には円高の影響を受けた通称企業の事業主に対し雇用調整金の条件の緩和や今月末で終了する中小企業へのセーフティネット保障への来年3月までの延長などが対象です。

当時の円・ドルレートは76円81銭。 3年たって実に110円に近付いた 


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