Benesseから「お詫びの手紙」が送られてきた

September 28, 2014 – 11:21 am

ベネッセからの情報漏えい事件の余波が我が家にも押し寄せてきた。
「ベネッセコーポレーションより重要なお知らせです」と朱書きした封筒にはいった「お詫びの手紙」が送られてきたのだ。
3,4年前に、娘がベネッセの「進研ゼミ」という教材を利用していた際にベネッセに提供した個人情報が今回の事件で漏洩の対象になったようだ。
多少の感想と送られてきた書類のコピーをメモとして残しておいた。

送られてきた書類
今回送られてきた書類は、手続き(金券受領)用の返信用はがきと次の3種類:

  • お客様情報漏えいに関するお詫びとご報告
  • 漏えいした情報項目について + 弊社からの今後のお知らせについて
  • お詫びの品について

このうち、「お詫びとご報告」では、

このたび、ベネッセコーポレーションのお客様情報漏えいにおいて、お客様ご自身の情報も含まれていることが判明しましたので、本書状を送付させていただきました。

からはじまり、ベネッセの対応策が述べられている。

全体を一読し、ベネッセの言いたいことをまとめると、

  1. 今回の漏洩事件で漏れてしまった個人情報をベネッセのデータベースから消去するかどうか判断して欲しい
  2. 判断し、ベネッセに連絡する際には「お詫びの品」(金券)を差し上げます

ということだろう。

当然のことながら、ベネッセのデータベースから個人情報を消去したら、ベネッセ側から本件に関する追加的な情報は送られることはない。これで一件落着ということになる。

情報漏えいへの私の対策:
ベネッセの今回の事件に限らず、個人情報は漏えいするものと考えるのが常識。問題はどのように、これに対抗するか、ということだろう。自分の身は自分で守らねばならない。以下に、情報漏えいに対する私の対策もどきを披露する:

情報漏えいがあると、「ダイレクトメール」と「不審電話」に注意ということになる。「ダイレクトメール」は、ゴミが増える程度だが、「不審電話」には、注意が必要だ。

我が家の(固定)電話は「電話帳」には登録していない。
登録しないのは、わけのわからない勧誘などを避けたい、ということが主だった理由だ。
登録していないにもかかわらず、聞いたことのない会社から勧誘の電話がかかってくる。どこからか、情報が漏えいしたのには違いない。今回のベネッセの漏えいによるものかどうかは別にしてこの種の情報漏えいは日常茶飯事と考えたほうが良い。

我が家への「不審電話」対策として、①こちらから自分の名前をけっして名乗らない、そして、②電話をかけてきた相手側におぼえがない場合、相手側の用件説明にさきだって(さえぎって)、「この電話番号をどのような手段で知ったのですか?」と問いただすことにしている。経験上、大体、これで不審な電話は撃退できている。

「0001から順番に全ての番号をかけてます」なんていいながら、知らないはずの我が方の名前を口走る輩もいる。こうなると不審電話ということはほぼ確実。

送られてきた書類などのコピー

朱書きの封筒:
benesse_envelope

 

お客様情報漏えいに関するお詫びとご報告:
benesse_お詫びとご報告

 

漏えいした情報項目について 他:
benesse_漏えい項目

お詫びの品について:
benesse_お詫びの品

手続き用返信はがき(個人情報は黒塗りしておいた):
benesse_返信用
  
  


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