3年前のニュース: 福島第一2号機 再臨界ではない

November 3, 2014 – 8:59 am

3年前の今日(2011年11月3日(木))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

東京電力福島第一原子力発電所の2号機で放射性物質のキセノンが検出された件で細野原発担当大臣はデータが安定していて再臨界ではないとの見方を示しました。原子炉内に残っている核燃料は通常の状況下でも自発的に核分裂を起こしていて原子力安全保安院はこの可能性が高いと発表、今後も詳しい分析を進めます。

前日の続報。あたりまえの結論だな。

しかし、「自発的に」っていうのはどうなんだろう?意味ちがうんじゃないのか。「自発核分裂性」っていう現象あるけど、それとは別なんじゃないかな。

その他の原子力関連ニュース

世田谷の高放射線量計測問題

東京都世田谷区のスーパー周辺で高い放射線量が計測された問題で文部科学省は現場近くで見つかった放射性ラジウムが入ったビンと周辺の土が撤去されたと発表しました。このほかスーパーの敷地内外で通常より高い放射線量があらたに数十か所確認されたため同様のものが埋まっている可能性があると指摘しています。

3日前から連日の報道。

やはり人口密集地東京で高放射線量というと関心が高いということなのかもしれない。
それにしても、あらたに数十カ所確認されたなんてのを聞くと、放射性ラジウムを扱うとんでもない工場でもあったのではないか、と思ってしまう。

その他興味深いと思ったニュース

スーパコンピュータ 京

理化学研究所と富士通は開発中のスーパーコンピュータ京が目標としていた計算速度毎秒1京回を達成したと発表しました。計算速度の1京回突破は世界初で今後ソフトウェアの調整を経て来年11月には本格的な運用を始めたいとしています。

「計算速度」をどのように計測するのか?単純な話ではないように思うのだが・・・。
ともあれ、まずは目出度しというところか。

3年たってこのニュース見ると、競争は激しいけど、本当の技術革新になっているのかどうか、よく分からない、といったところだな。


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