ガソリンが安くなってきた

December 3, 2015 – 12:00 pm

ガソリン価格が低下している。店頭価格の全国平均が5年8カ月ぶりに1リットルあたり130円を割り込んだという。

一昨日給油した近所のガソリンスタンドでは、113円になっていた。ENEOSカードを使うと、実質111円。全国平均より20円近く安い。ガソリン価格の地域差は、すごいなって思った次第。

今朝の日経に、この価格の地域間格差について解説した記事がでていた。興味深かったのでメモしておいた。

ガソリンの価格は、一義的には、原油の価格で変わることは間違いない。加えて、車の燃費が良くなったことによる需要の減退といったところか。

ところで価格の地域間格差は何故?
最も理解しやすい理由は、「離島があり輸送コストがかかる長崎は高く、販売競争が激しい埼玉は下がりやすい」(日経記事)という記述にあるように、「輸送コスト」と「販売競争の激しさ」といったところだろう。

この地域差については、「業者間転売ガソリン(スポット品)」の存在というのが重要なのだそうだ。

以下、日経(12/3付朝刊)の記事「ガソリン↘120円台」から引用、転載:

農林中金総合研究所の木村俊文部長代理は「ガソリン価格が下落する際には、地域間で価格差が広がるケースが多い」と指摘する。

背景には業者間転売ガソリン(スポット品)の存在がある。

石油会社が自社系列でさばききれず商社などに売るガソリンを指す。ホームセンターや独立系のプライベートブランド(PB) 店が商社から仕入れ、安く売ることが多い。ハイブリッド車など燃費の良いエコカーの普及や軽自動車のシェア拡大でガソリンは供給過剰感が強まっており、スポット品が出回りやすい、スポット品は系列店で販売されるガソリンに比べて、原油安の局面では価格が下落しやすい傾向がある。

私がいつも給油しているガソリンスタンドは系列店。

しかし、周辺の独立系より、かなり、安いように思う。上述の日経の記事との関連はどうなんだろう。なんかよく分からなくなってきた!!


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  2. Feb 23, 2016: ガソリン・灯油 そろそろ底値かな? | Yama's Memorandum

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