今年もe-TAXで確定申告(2010年分)を完了

January 28, 2011 – 11:44 pm

平成22年度所得税の確定申告を終えたところだ。今回もe-Taxを使って申告した。実に、これでe-Taxによる確定申告も5度目になる。私、e-Taxユーザーとしては、かなりの熟達レベルに達しているはずなのだが、残念ながら、今年も戸惑いながらの申告書作成になってしまった。
今年、気づいたことをメモしておく。

IE9ベータ版ではうまく動かない: 最近、ブラウザとしてIE9ベータ版を使っている。どういうわけか、IE9ベータのもとではe-TAXシステムはうまく動作しない。どの点で動作しないかは定かではないが、少なくとも「確定申告書等作成コーナー」の最初の場面でe-TAXを選択した直後で問題が発生する。(1月28日現在)

「作成コーナー」でe-TAXによる申告書の作成を選択すると、国税庁から「利用者識別番号」が発行されているユーザーに対し、以下の画面上で「利用者識別番号」と「暗証番号」の入力が求められる。これを入力し、画面右下方の「情報検索」ボタンを押下すると、適正な画面表示でなく、テキストが「べた表示」される。それ以降の操作ができなくなってしまう。

IE9ベータ版をアンインストールし、IE8で同様な操作を行うと、こうした問題は発生しない。

「青色申告用決算書」の作成に挑戦: 今回の確定申告は青色申告を行った。青色申告に必要な決算書、「貸借対照表」そして「損益計算書」の作成を行ったところが過去4回と異なるところだ。

初めての経験で多少の不安もあったが、前もって決算書の作成を行っていれば、以外に容易であった。ただ、預金の種別が「当座預金」「定期預金」「その他の預金」の3種類となっており、「普通預金」を「その他の預金」にいれていいのかどうかというところは多少とまどった。結論としては、「普通預金」は「その他の預金」として取り扱かった。問題ないだろう。

やはり使いにくいe-Tax: 何度使っても、このe-TAXシステムは使いにくい。少しづつ改善のあとは認められるのだが、基本的な設計がいただけない。特に、新しい画面が現れるたびにこれが画面全体を覆ってしまうのはどうかと思う。

ウィンドウシステムの利点をわざわざなくしてしまっているのではないかと思ってしまう。

その他の問題としては、昨年も書いたが「利用者識別番号」と「暗証番号」を入力する際、明らかに正当な識別番号、暗証番号を入力しているのにもかかわらずはじかれることがある。おそらくこの問題、クッキーと干渉してうまく動作しないことが起きているのでは、と想像する。

医療費控除のため医療費の入力は大変だ。一年分の領収書を一つずつ入力するなんてのは正気の沙汰ではない。なんらかの改善がのぞまれる。

いろいろこのe-TAXシステムには不満もあるが、ともかく、無事、申告書を終えることができた。
ホッとしたいるところだ。


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