Archive for the ‘読書・読後感’ Category



立花隆著「『知』のソフトウェア」を読んで

Monday, May 5th, 2008

前回、前々回、梅棹忠夫の「知的生産の技術」に触発されて、人間の「知の生産」「発想」ということについて、いろいろ考えてみた。関連する図書は、ということで近所の図書館に行ってみると、表題の立花隆の本にでくわした。立花隆といえば、どこかで「知の巨人」なんて紹介されていた。「知」といえば、この人か、ということで、早速、借りて読んでみた。なるほどと思うところも多かった。KJ法のくだりは、前回書いた。ここでは、その他、興味深く感じた部分、参考になったと思った部分について、抜書きしておいた。
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KJ法は発想支援ツールとして有効?

Sunday, May 4th, 2008

前回エントリーの梅棹忠夫「知的生産の技術」の出版に先立って、1967年には、川喜田二郎著の『発想法-創造性開発のために-』が発行されている。どちらもフィールド研究の経験に基づき、発見、発想、言い換えると新しい『知』を生み出すための手法を提案・紹介しているものだ。『発想法』も、私の書棚に眠っていた。『知的生産の技術』にあわせて読み直してみた。

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ブログツールは現代の『知的生産の技術』だ

Friday, May 2nd, 2008

ブログサイトを開設し、試みに記事を書いていて理解したことのひとつに、ブログツールが情報発信手段という側面だけでなく、自らの考えをまとめるうえで、非常に有効なツールであるということだ。最近、本棚の新書版のなかに、梅棹忠夫著の『知的生産の技術』を見つけた。この本、1969年7月21日、第一刷発行となっている。私の学生時代、ほぼ40年前に、購入したものだ。この本に提案・紹介されている「知的生産」のための方法が、現代、ブログツールとして実現されているのではとの印象を強く持った。

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「科学文明に未来はあるか」(野坂昭如編著)を読んで

Sunday, April 6th, 2008

今日も本棚を整理していたら、興味深い本を見つけた。野坂昭如編著「科学文明に未来はあるか」(岩波新書:1983年3月 第1刷発行)だ。‘80年代はじめといえば、ほぼ30年前。このごろ、「科学文明」についてどのような議論が行われていたのか、思い起こしながら読み直してみた。
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冷えていく地球

Monday, March 31st, 2008

何年かぶりに本棚を整理していたら、「冷えていく地球」なるタイトルの文庫本をみつけた。この文庫本、角川文庫として昭和56年6月10日初版発行、著者は根本順吉となっている。今から24年前に出版されたものだ。私自身が購入したものには違いないのだが、どのような内容だったか全く記憶にない。今、地球温暖化が大問題になっている。わずか二十数年前、全く逆に「冷えていく地球」なる議論があったとは。早速、読み直してみた。

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