Archive for the ‘科学・技術・原子力問題’ Category



Study2007著「見捨てられた初期被曝」を読んでみた

Friday, September 18th, 2015

福島第一原発の事故から4年半が経過した。各地で原子炉の再稼働が進められようとしている今、あの事故から、我々は、どのような教訓を汲み取るべきか問われている。

本書は、事故時そしてその後4年間にわたり政府、自治体が、放射線被ばくから住民を防護するため対応してきた措置、そして将来の防護方策を立案するためにとってきた動きについて、検討、批判を加えている。こうした措置、立案が、真摯に住民を事故から防護しようとするものでなく、むしろ事故以前に確立されていた放射線被ばく防護のありかたを劣化・変質させることに寄与していることを主張・告発する。

本書の主張がベースとするロジックには、私にとって、理解不能な部分も多々ある。しかし、原子力発電所にひとたび大きな事故が発生してしまうと、住民を放射線から防護することは著しく困難なことになるとの認識は、私も理解・共有することができる。

時間をかけて読み終えたということで、私の読後感も含めて簡単にメモしておくことにした。 (続きを読む)



安定ヨウ素剤配布-東海第2は再稼働決定??

Tuesday, September 1st, 2015

日経(9月1日付朝刊、北関東版)に、「茨城県 東海原発5キロ圏内で 安定ヨウ素剤事前配布」との記事がでていた。我が家も配布の対象になる。

しかし、だ。東海第2の再稼働はまだ決定してない。にもかかわらず、茨城県は、再稼働に向け、着々と準備をしているようだ。茨城県の見識を疑う。 (続きを読む)



40年の寿命を迎える原子炉 東海第2はあと3年

Friday, August 21st, 2015

日経朝刊(8月20日付)に、「40年廃炉見直さず -自民提言 運転期間延長論を封印」なる記事がでていた。この記事に、寿命を迎える原子炉がリストアップされていた。我が家に近い東海第2は、あと3年で寿命だ。

以下、寿命を迎える原子炉のリストを転載しておいた:

原子炉寿命40年

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東海村には東電の石炭火力発電所もあるのだ!

Friday, May 22nd, 2015

東電_東海発電所
 
全国的にはあまり話題にはならないのだが、私の住む東海村には東京電力の石炭火力発電所が2基稼働している。

上に掲げた写真は、海辺の砂浜から見た発電所の風景である。近所を散策したついでに海辺にでかけてスマホで撮影してきたものだ。写真左に見えるのが排気筒、そして右側の大きな二つの建物が火力発電所の本体(の筈)だ。

この発電所の正式名称は、「東京電力常陸那珂火力発電所」だ。この発電所の所在地は、東京電力の資料(常陸那珂火力発電所の概要)に記載されているが、「茨城県那珂郡東海村照沼768番地23」で、原子力の村として有名な東海村なのだ。 (続きを読む)



今年も「原子力立地給付金交付のお知らせ」が届いた

Saturday, November 1st, 2014

我が家は東海原子力発電所2号機から約2.5Kmの位置にある。
今年も例年どおり「原子力立地給付金交付のお知らせ」が届いた。
我が家を建てたのが16年前だ。ここに住みついて以来、毎年10月には、この給付金を受け取りつづけてきた。
受け取った「お知らせ」を以下に掲げる:

原子力立地給付金交付お知ら

因みに、ここでは私の住所氏名など個人情報を黒塗りしている。 (続きを読む)