Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category



2023年 新年を迎えて

Monday, January 2nd, 2023

新しい年2023年を迎えた

今年も、例年どおり、新年最初のエントリーということで、過ぎ去った年を振り返るとともに、新しい年に向けた思いを書き留めておいた。

昨年は病気治療で入退院: 昨年のことを一言でまとめると、散々な年であった。

一昨年から昨年の前半にかけて入退院を繰り返し、昨年は新年を病院のベッドのなかで迎えることになっていた。一時は、歩行も困難で、呂律も回らないといった末期的な症状を経験をしたが、年後半は、なんとか以前と同様の状態まで復帰することができた。

危機的な状況に至ることになった直接的な原因は、副腎機能不全と甲状腺機能不全が同時に起きるShmidt症候群を発症したことによるらしい。この症状、薬の定期的な服用により、問題なく、日常生活を送ることができるということで、幸運にも大事に至ることなくやり過ごすことができた。私の理解では、抗がん剤治療とその副作用への対処からこうした事態になったということのようだ。

歳を重ねると何が起きるかわからないというのが現実。健康には気をつけなければならない。なによりも、まずは、健康である。

世界的な危機を経験: 個人的に経験した危機だけではなく、昨年は、世界中が大変な危機、転換点を迎える年であった。新しい年は、その世界的な危機の成り行きを意識した一年になるのは間違いない。

3年前の中国発の新型コロナウィルスの世界的な蔓延は、我々に不便な生活を強いている。こうした状況が何時になったら解消するかを見通すことは難しい。一時的に感染者数の減少はあったものの、非常に感染力の強いオミクロン株の流行が発生し、気を緩めることはできない。

昨年2月には、ロシアによるウクライナ侵攻という想像もしない事件が発生した。グローバル化が進み、21世紀にこうした野蛮な戦争状態が発生するとは信じられなかった。

今まで経験をしなかった時代の始まりという予感がする。
  



気になったニュース:政府分科会の尾身会長がコロナ感染??

Tuesday, December 13th, 2022

今朝の日経(12/13付朝刊)に「政府分科会の尾身茂会長がコロナ感染 喉に違和感」という記事がでていた。以下、(無断)転載:

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(73)が新型コロナに感染したことが12日、分かった。尾身氏が理事長を務める公益財団法人「結核予防会」が発表した。現在の症状は喉の違和感のみとしている。
結核予防会などによると、10日夕方から軽度の倦怠感があり、12日にPCR検査で陽性と判明した。ワクチンは5回、接種を受けていた。9日に開かれた分科会や記者会見に参加していたが、濃厚接触者はいないとしている。

このニュース、コロナ対策のありかたについて考えさせるものだ。

国民に行動抑制を呼びかけ、ワクチン接種の必要を強調していた専門家自らがコロナに感染してしまうというのには、驚いてしまう。いま流行ってるオミクロン株の感染力の強さには、もはや打つ手はないということか。

実は、私はワクチン接種は最初の2回しか受けていない。3回目の接種が必要かどうか迷っていたのだが、今回の尾身会長の感染の話を聞いて、いまさらワクチン接種をしても、感染するときは感染するのではという印象を受けてしまった。むしろ、接種したことによる副反応のほうが心配なのではと思ってしまった。

ただ、3回目以降のワクチン接種をすることにより、たとえ感染しても症状は軽くすむとのことだ。尾身会長の症状が「軽度の倦怠感」があり、喉に違和感がある程度でおさまっているのはワクチンを5回も受けているということによるのかもしれない。そうだとすると、まだまだワクチン接種をすることに意味があるのかもしれない。

上述したように、最初の2回のワクチン接種は受けているのだが、3回目以降は受けていない。上述したように副反応による影響が気になってそのままになっている。3回目以降のワクチン接種が感染可能性を下げるだけでなく、症状を軽度にするというのが本当なら考えねばならないかもしれない。

接種すべきかどうか、思案中だ。さあ、どうするか。



インフルエンザの予防接種

Saturday, December 10th, 2022

例年どおり、10月には自治体から「インフルエンザワクチン予防接種費用助成のお知らせ」が届いていた。少し遅くなってしまったが、行きつけのクリニックで接種を受けてきた。

ここ1,2年は流行しなかったので、今年あたりは大流行の兆しがあると噂されており、予防接種をはやめに受けるの必要は感じていたが、昨日までのびのびになってしまっていた。

「お知らせ」の説明書には、流行時期は12月~翌3月ころなので、12月中旬までに接種するのが良いと書いてあった。なんでも、予防接種の効果がでるのは、接種から2週間から5か月程度ということのようだ。なんとか間に合ったということなのかもしれない。

接種後の副反応があるのか多少心配していたが、夜になって体温が37.5度程度の微熱がでた。

接種後24時間は過激な運動は避けるようにとの話もあるので、しばらくはじっとしていよう。

それにしても、高齢者は予防接種の費用は公費から全額援助されるというのは助かる。
  



公衆無線LAN設置数が減少してるようだ

Sunday, December 4th, 2022

今日の日経朝刊(12/4付)に、「細る無料Wi-Fi ピーク比2割減 -訪日減で撤退-」という記事がでていた。

この記事のリード文を以下転載:

全国で無料のWi-Fiサービスが減っている。NTTグループによれば同社が連携するアクセスポイントの数は2020年のピークから約2割減った。東京五輪に向けて整備されてきたが、新型コロナウイルス禍による訪日外国人の減少などで撤退する企業が増えている。災害時などの代替通信手段の確保に支障が生じる恐れもある。

屋外でのスマホの使用では、モバイル通信が普通になってきたので、無料の公衆Wi-Fiの役割がなくなってきたということなのだろう。当然といえば当然の流れだ。セブンイレブン、ファミリーマートといったコンビニでの公衆Wi-Fiサービスが終了ということのようだ。

時代の変化は速い。



素人的経済観測: 貿易赤字最大、経常収支はまだ黒字

Thursday, November 17th, 2022

日経電子版(11/17 10:54更新)に「日本の貿易赤字2.1兆円、10月で最大 円安・資源高響く」と報じられていた。

この日経記事のリード文を以下転載:

財務省が17日発表した10月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆1622億円の赤字だった。10月としては、比較可能な1979年以降で最大の赤字となった。円安と資源高により、輸入額が前年同月比で大幅に増えた。

貿易赤字は15カ月連続で、3カ月続けて2兆円を超える赤字となった。10月以外を含めると、過去5番目に大きい赤字だった。

我が国の富が海外に流れている残念な結果であるが、同じく日経電子版(11/9)には、「経常黒字58%減の4.8兆円 4~9月、14年度以来の低水準」という記事がでている。

この後者の記事のリード文は以下:

財務省が9日発表した2022年度上期(4~9月)の国際収支統計の速報値によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は4兆8458億円の黒字だった。前年同期から6兆8627億円(58.6%)減り、上期としては2兆8163億円だった14年度以来の低水準となった。円安と資源高でエネルギー関連の輸入額が膨らんだ。

日本経済、弱りきっているとはいえ、経常収支をみるとなんとか黒字を維持している。少しは安心する。国内では、くしゃくしゃになっているものの、海外での儲けを含めると、それなりにがんばっている我が国の姿が見えるように思う。

頑張れニッポン。