Archive for the ‘科学・技術・社会そして科学論’ Category
Saturday, August 28th, 2010
8月24日付けで表記の会長談話がだされた。読んでみた。最初に受けた印象は、日本学術会議が「ホメオパシー」などという荒唐無稽の治療法について言及するというのはいかがなものか、と思っていた。しかし、よくよく考えると、どうも相当に深刻な話のようだ。
新聞報道によれば、長妻厚生労働大臣は、この会長談話を受けて「厚労省で研究していく」と述べたという。どうも、このあたりに会長談話をださざるを得ないと判断された背景があったのではないか、と疑ったりした。危惧でおわればいいのであるが・・・。 (続きを読む)
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Thursday, August 26th, 2010
近所の公立図書館で「戸塚教授の『科学入門』」を見つけた。ニュートリノに質量があることを実験的に突きとめた我が国の誇る実験物理学者・戸塚洋二氏の著作だ。いつか読んでみたいと思っていた。早速、借り出して読んで見た。
感想をひとこと、私などが言うのはどうかと思うが、「実に良い」。自然科学の実験的な研究を行なおうとするものにとって必読の書ではないかと思う。 (続きを読む)
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Saturday, August 21st, 2010
娘が高校から持ち帰った推薦図書リストのなかに池内了著「擬似科学入門」というのがあった。近所の公立図書館でこの本を見つけた。理由はさだかでないが、この図書館には、池内了さんの著書が何冊も収められている。私も、4,5冊読んだ記憶がある。科学の啓蒙ということについて、影響力の大きい科学者のようだ。擬似科学ということで、どんな議論がされているのか興味をもって読んで見た。
本書を通じて、疑似科学を野放しにしておくと大変という著者のメッセージ、数々の事例を知ることができた。しかし、同時に、疑似科学退治の著者の主張に若干の疑問も・・・ (続きを読む)
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Thursday, November 12th, 2009
高エネルギー加速器研究機構の小林誠先生の講演を聞いてきた。講演のタイトルは「物理学に親しもう」。小林先生、昨年のノーベル物理学賞を受賞した物理学者だ。「生で」ノーベル賞受賞者の話が聞ける機会はそう多くはない。拝聴させていただいた。講演を聴くなかで気づいたこと、考えたことをメモしておいた。
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Wednesday, October 28th, 2009
「科学的」に考えなくてはいけないとか、「科学的」に証明された事実であるとか、「科学的」という言葉がよく使われる。しかし、この「科学的」ということが一体何を指しているのか、よくよく考えてみると、(少なくとも私には)はっきりしない。そういうこともあって、いろいろな科学論にかかわる本を読んでいるわけだ。最近、武谷三男の「科学入門 -科学的なものの考え方-」読んだ。なるほどと思ったことも多々あった。メモしておいた。
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Wednesday, September 30th, 2009
昨晩、NHK「仕事の流儀」なる番組を見た。例の「脳科学者」茂木健一郎をキャスターとする番組だ。あまり好きになれない番組だが、昨晩は、WHOで働く日本人医師、進藤奈邦子さんの話し、なかなかいい番組だった。新型インフルエンザを知るうえでも、とっても参考になった。メモしておくことにした。
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Saturday, August 8th, 2009
以前、このブログで、「ガモフ全集(全12巻)を読んでみた」を書いた。この全集の別巻に「現代物理科学の世界」がある。訳者まえがきで、ガモフのこの本が「社会との関連をぎせいにして、科学そのものの知識と方法の解説に焦点をしぼる」ものであるのに対し、「科学そのものの解説をぎせいにして、社会(産業・経済・政治・思想)との関連に焦点をしぼる」ものとしてバナールの「歴史における科学」がある、と紹介されていた。では、ということで読んでみた。
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毎日、チェックするふたつのブログサイトがある。ひとつは「内田樹の研究室」、もうひとつは「認知的体験」だ。前者は、わが国の3大ブログのひとつといわれているらしい。とにかく一日のアクセス数が1万を超えるというからすごい。もうひとつの「認知的体験」は、認知心理学の指導的な立場で活躍された先生のブログ、こちらは500アクセス程度であるが、とても面白い。随分前のことになるが、「内田樹の研究室」のなかで「科学」について語られ、それについて「認知的体験」で触れられたことがある。かなり興味深い議論だった。いまさら、という感じはあるが、忘れないようにということで、メモしておいた。
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20日ほど前、「新型インフルエンザの拡大をどう考えればいいのだろう」を書いた。そこで国立感染症研究所で行われている「感染拡大予測シミュレーション」について触れた。その後、わが国の感染者数はじわじわと増加、昨日6月12日時点で549人となった(厚生労働省HP情報)。果たして、この「予測シミュレーション」は実際の感染者数変化の推移を「予測」できたのか?
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Wednesday, May 27th, 2009
もう半年以上前に「ガモフによる『アルキメデスの原理』の証明」を書いた。例の「浮力」についての話だ。同じアルキメデスには、もうひとつ有名な「テコの原理」の証明の話がある。最近、武谷三男著「物理学入門 -力と運動―(上)」を読んでいて、この「テコの原理」の証明について書かれている部分を見つけた。「浮体の原理」だけでは、片手落ちだということで、この「テコの原理」の証明についてもメモしておくことにした。
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