3年前のニュース: 福島第一事故時の運転操作手順書が全面公開
Saturday, October 25th, 20143年前の今日(2011年10月25日(火))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
原子力安全保安院は昨日これまで東京電力が黒く塗りつぶして提出していた福島第一原発の事故時に使われた運転操作手順書を全面公開しました。公開された手順書でもすべての電源が長時間にわたって失われた場合を考慮していないなどあらためて想定の甘さがうきぼりになりました。
3年前の今日(2011年10月25日(火))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
原子力安全保安院は昨日これまで東京電力が黒く塗りつぶして提出していた福島第一原発の事故時に使われた運転操作手順書を全面公開しました。公開された手順書でもすべての電源が長時間にわたって失われた場合を考慮していないなどあらためて想定の甘さがうきぼりになりました。
3年前の今日(2011年10月19日(水))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
国際エネルギー機関の閣僚理事会がパリで開幕し、枝野経済産業大臣は原発の安全性を世界最高水準まで高めると述べました。また国内のエネルギー政策に関してはゼロベースで見直しを進めると明言、国際的な原子力安全の向上に貢献する姿勢を強調する一方、国内では原発への依存を減らす方針を説明しました。
3年前の今日(2011年10月17日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
九州電力玄海原発を巡るやらせメール問題に関して、枝野経済産業大臣は何を言っても信用されるとは思えないとして九電経営陣を批判しました。これは九州電力が佐賀県知事の関与について言及した第三委員会の報告書を盛り込まない最終報告書を経産省に提出したことを踏まえたものです。
福島第一原発事故発生から3年以上の月日が流れた。事故発生以来、反・脱原発の主張を中心に、様々な議論が展開されてきた。関連本も数多く出版されている。
本書も福島第一事故関連本のひとつにくくることができるのではあるが、他の脱原発論議とは一線を画しているように感じた。副題を「科学的脱原発のすすめ」としているところに、本書の主張が凝縮されているようにも感じる。
印象に残ったところをメモしておいた。 (続きを読む)
本書の著者のひとり村上達也さんは今年の8月まで四期16年にわたって、我が国の原子力発祥の地、東海村の村長を務められていた。この原子力の村の村長さん、福島第一事故の後、「脱原発をめざす首長会議」の旗振り役になって「脱原発」を訴えていたことでも有名だ。
本書は原子力の村の首長でありながら「脱原発」を訴える村上達也元村長に対しジャーナリスト神保哲生が聞き手としてその想いをインタビューしたものだ。福島第一事故後、数多くの「脱原発」あるいは「反原発」の著作に接しってきたが、この書は、私にとって、最も説得力のあるもののひとつと感じた。
今、原子力問題を考えるうえで、必読の書ともいえるのではないか、と思う。 (続きを読む)