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気になったニュース: NY原油先物 価格がマイナス!

Tuesday, April 21st, 2020

今朝の日経電子版(4/21 6:53更新)に「NY原油先物、初の価格「マイナス」 5月物投げ売り殺到」という記事がでていた。

記事のリード文を以下に転載:

20日のニューヨーク原油先物市場で史上初めて価格がマイナスとなった。原油需要が激減するなかで在庫が増え、保管スペースが枯渇。買い手がつかなくなった。ファンドが投げ売りし1分で10ドル以上下落する場面もあった。21日に取引を終える5月物だけの局所的な話だが、世界を代表する国際商品市場で極めて異例の事態だ。

原油価格がマイナスということは、「現金をつけるから原油を引き取ってくれ」ということになる。

新聞記事によると、この現象(今のところ)5月物に限る話で一時的なものとの話だが、ひとたびバランスが崩れるとこんなことも起きるのかと驚いてしまった。

新型コロナウィルスによる影響と、OPEC、ロシアが減産体制ができないことが原因のようだ。

今朝、近所のガソリンスタンドで給油したらリッターあたり115円だった。今から4年前(2016年)に100円を切っていたことがある(「ガソリン・灯油 そろそろ底値かな?」)。ガソリン価格まで波及するのかな?

コロナウィルスの蔓延、こんなかたちで影響するのかと感心してところ。



SIR 感染モデル 介入の効果の取り込み -コロナウィルスとの闘い

Sunday, April 19th, 2020

SIR感染モデルに基づき、新型コロナウィルスの感染拡大をPythonを用いてシミュレートしてみた。シミュレーションでは、感染拡大を緩和するための介入措置がどのような効果を及ぼすかをみてみた。

下掲した図は、予測計算の一例。人口100,000人の集団において、ひとりの感染者が発生した時点から時間(日数)推移にともなう感染者数の変化を計算している。縦軸は感染者数。

図示した計算では、感染率 β:1.5(/day)、回復率 γ:0.07(/day) の環境で感染が拡大しているとき、感染者発生から120日目に介入をし、感染率β:0.03とする措置を200日まで(80日間)継続。その後、感染率が元の状態に戻るとした。

介入措置を有効とする期間内では感染者数を下げることはできるが、措置解除後の2波の感染者数の増加を見のがしてはならない。介入は医療システムの維持のための時間かせぎ。結局は、ワクチン、治療薬、あるいは集団免疫が成立するのを待つことになる。
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感染拡大シミュレーションを信じるべき? -コロナウィルスとの闘い

Wednesday, April 15th, 2020

連日、新型コロナウィルス感染拡大への恐怖が語られている。

日経電子版(11/15 11:10)には、「『対策ゼロなら40万人死亡』 厚労省クラスター対策班」なる記事がでていた。これを読み、失礼ながら「単なる」シミュレーションごときで、これだけ国民を恐怖に陥れるようなことをしてもいいのだろうか、と疑問に思った。

なにか、国中が心理学でいう「Group Thinking」のループに入ってしまったように感じている。こういう状況では、悲観的な見解に同意しないと、なにか悪いことをしているような気分になってしまう。恐ろしいことだ。 (続きを読む)



感染者数、死亡者数からみて非常事態宣言は必要? – コロナウィルスとの闘い

Thursday, April 9th, 2020

新型コロナウィルスの感染拡大で非常事態宣言が発令された。

本当に、非常事態宣言といった今回の措置、必要だったのか? よく考えてみると、今回の措置、オーバーリアクションではと思ってしまうが、いかがだろう。
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今、自分でできることとは? – コロナウィルスとの闘い

Wednesday, April 1st, 2020

コロナ感染症流行のなか、個人的にやるべきこと、やれることを点検しなければならないと思っている。

可能なかぎり「ひととひととの接触を断つ」というのが基本とはいえ、お題目を唱えるだけでは効果がない。社会生活を営むなかで、自分でできそうなことを考えてみなければならない。

ひとまず、個人的にできそうなことを列挙してみた。 (続きを読む)