Tag Archeve for the ‘科学技術と社会’ Category



PCによる円周率世界記録更新の意味

Sunday, January 24th, 2010

昨年4月に筑波大学のスパコンを用いて樹立された円周率世界記録がフランスの技術者により破られた。実に、新記録の樹立は通常のPCによるものだという。PC「お宅」の私としては、うれしくなるニュースだ。この記録更新の意味を考えてみた。

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IT時代の著作権問題は複雑だな・・・

Tuesday, December 1st, 2009

少し前になるが、asahi.comに「『ダビング10』解除プログラム販売で東芝社員が逮捕」という記事がでていた。逮捕要件は、「著作権法違反容疑」だという。この事件、ここ数年世間を騒がせた「Winny事件」と同じで、著作権侵害そのものではなく、これをたすける「違法コピー技術」を流布・頒布が問題にされている。「違法コピー技術」の流布・頒布が著作権法違反になるということ、よく理解できない話だ。

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インターネットの歴史(アニメ版) Youtubeより

Thursday, November 12th, 2009

随分前になるが、「インターネットの歴史」をアニメで説明するビデオをYoutubeで見つけた。すばらしいビデオだった。ひさしぶりに見た。計算機ネットワークの歴史をまとめて学ぶのに最適、ということで、我がブログにこれを貼り付けておいた。永久保存版だ。
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ノーベル賞物理学者・小林誠先生の講演に行ってきた

Thursday, November 12th, 2009

高エネルギー加速器研究機構の小林誠先生の講演を聞いてきた。講演のタイトルは「物理学に親しもう」。小林先生、昨年のノーベル物理学賞を受賞した物理学者だ。「生で」ノーベル賞受賞者の話が聞ける機会はそう多くはない。拝聴させていただいた。講演を聴くなかで気づいたこと、考えたことをメモしておいた。

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インターネット時代には欧米の「直線型思考」が有利

Sunday, October 18th, 2009

鳥飼玖美子さんの「歴史をかえた誤訳」のなかで、英米語圏と日本を含む東洋語圏の思考方法の相違について説明されていた。英米語圏では「直線型思考」をとるのに対し、日本語を含む東洋語圏では「渦巻き型」の思考方法をとるという。インターネット時代では、自分がもっとも主張したいことを最初にもってくる「直線的思考」が有利だという。文章を書くうえで大切なことが述べられているように感じた。メモしておいた。 (続きを読む)