ドイツの電力は輸出超過!
Monday, February 20th, 2012ついさっき、毎日.jpの記事「ドイツ:脱原発でも電力輸出超過 再生エネルギー増加で」なる記事を見た。飯田哲也の話しのなかでドイツの再生エネルギーへの取り組みについて注目はしてたけど、これは凄いニュースだ。右図は、この記事に掲げられていたドイツの電力収支量だ。飯田哲也の話、どうかななんて思ってたけどひょっとしたらかなり実効的なのかもしれない。メモしておいた。 (続きを読む)
ついさっき、毎日.jpの記事「ドイツ:脱原発でも電力輸出超過 再生エネルギー増加で」なる記事を見た。飯田哲也の話しのなかでドイツの再生エネルギーへの取り組みについて注目はしてたけど、これは凄いニュースだ。右図は、この記事に掲げられていたドイツの電力収支量だ。飯田哲也の話、どうかななんて思ってたけどひょっとしたらかなり実効的なのかもしれない。メモしておいた。 (続きを読む)
本書の「あとがき」の終わりのほうに「本書は、5月初旬に2週にわって行った講演録をもとに、新書に再構成したものです」とされ、「2011年11月11日 横浜の自宅にて」となっている。
3.11の大地震、そして福島第一の大事故の発生は、我々に、原子力に代わる自然エネルギーの可能性について考えさせた。そして、自然エネルギー推進のチャンピオンである本書の著者の見解に耳を傾けさせた。本書は、著者が3.11以降述べてきた自然エネルギーを普及の(政策的な)道筋をまとめたものとして興味深い著作、と思い読んでみた。 (続きを読む)
昨日の東京新聞(2月1日朝刊)に「被ばく基準緩和 NHK番組 原発推進団体が抗議」なる記事がでていた。記事のリード文を以下転載:
NHKが昨年末、国際的な低線量被ばくのリスク基準が政治的な判断で低く設定されたという内容の番組を放映したことに対し、原子力発電推進を訴える複数団体のメンバーらが「(番組内容には)誤りや論拠が不明な点、不都合な事実の隠蔽(いんぺい)がある」として、NHKに抗議文を送っていたことが分かった。
「今こそ、エネルギーシフト」と題する岩波ブックレットを読んでみた。このブックレット、『世界』2011年5月号掲載の対談「自然エネルギーの社会へ再帰しように大幅加筆をした」ものという。
飯田哲也の書籍については、「『原発社会からの離脱』を読んでみた」ことがある。本書「今こそ、エネルギーシフト」も、これと同じように、我が国のエネルギー源を原子力から再生可能なものに転換することを主張している。
このなかに、「『安全な稼働』はどこまで可能か」とサブタイトルした部分がある。これに書かれていること、大切な論点と感じた。
メモしておいた。 (続きを読む)
福島第一事故のあと、放射線被曝による健康影響についての一般向けに書かれた書籍が数多く出版されている。そうした書籍のなかに、現在の放射線被曝に関わる法的基準の基礎となっているICRP(国際放射線防護委員会)の勧告を問題視するものも多い。こうした書籍が、子供の健康を心配する母親などを中心に読まれ、かなりの影響力を持っているようである。
こうした書籍のひとつで近所の公立図書館で見つけた土井里紗著「放射能に負けない体の作り方」を読んでみた。
本書の感想をひとことで述べると、この本、今回の原発事故に便乗した単なる「健康食品」本といったところだ。こうした本の出版に、原発事故と放射能の環境汚染による不安な心理に付け込んだ不真面目な商業主義的な意図(少なくとも出版社にそうした意図はあっただろう)を感じてしまう。 (続きを読む)