Archive for the ‘科学・技術・原子力問題’ Category



イタリア 原子力政策を転換?

Saturday, May 24th, 2008

IHT(International Herald Tribune)のHP(5月22日付けの記事)にイタリアの原子力政策が転換されそうとの記事を見つけた。今年の1月には、やはりIHTの記事で英国の労働党政権が、新規の原子力発電所建設に前向きな政策を取るとの報道があったところだ(当ブログ「地球温暖化問題と英国原子力政策」に関連記事)。このイタリアの動き、チェルノヴイリ事故以来、原子力発電に反対の空気の強かったEU諸国が、徐々に、エネルギー源としての原子力に回帰するサインなのだろうか。

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高木仁三郎が警告した巨大科学技術文明の抱える問題とは

Wednesday, May 21st, 2008

我が家の本棚に、高木仁三郎の「プルトニウムの恐怖」があった。この本が発行されたのは1981年だ。その2年前、1979年にはTMI事故が発生しており、原子力に反対する機運が高まった頃に発行された書だ。30年経った今、米国では、新規に多数の原子力発電所の建設が計画されようとしている。我が国の原子力反対運動の中心にいた高木仁三郎は何を主張していたのか、改めて読み直してみることにした。

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「科学文明に未来はあるか」(野坂昭如編著)を読んで

Sunday, April 6th, 2008

今日も本棚を整理していたら、興味深い本を見つけた。野坂昭如編著「科学文明に未来はあるか」(岩波新書:1983年3月 第1刷発行)だ。‘80年代はじめといえば、ほぼ30年前。このごろ、「科学文明」についてどのような議論が行われていたのか、思い起こしながら読み直してみた。
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冷えていく地球

Monday, March 31st, 2008

何年かぶりに本棚を整理していたら、「冷えていく地球」なるタイトルの文庫本をみつけた。この文庫本、角川文庫として昭和56年6月10日初版発行、著者は根本順吉となっている。今から24年前に出版されたものだ。私自身が購入したものには違いないのだが、どのような内容だったか全く記憶にない。今、地球温暖化が大問題になっている。わずか二十数年前、全く逆に「冷えていく地球」なる議論があったとは。早速、読み直してみた。

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太陽光発電の電気いくらで売れる?

Tuesday, March 4th, 2008

一般家庭で太陽光発電をすると、余った電気は電力会社が買い取ってくれるという。では、どれくらいの値段で買い取ってくれるのだろう。買い取り価格は、結構、重要な話だと思う。太陽光発電が可能なのは、当然、太陽が昇っている昼間だけだ。夜間は電力会社からの電力を買うことになる。買値より売値がずっと低かったら、単に、電力会社のために発電システムを作ったということになってしまう。買値を調べようと東京電力のHPを覗いてみた。

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