Archive for the ‘科学・技術・原子力問題’ Category



アインシュタインの「物理学はいかに創られたか」を読んでみた

Thursday, December 10th, 2009

ほぼ1ヶ月前、「ノーベル賞物理学者・小林誠先生の講演に行ってきた」を書いた。この講演のなかで、小林先生が高校時代に読んだアインシュタインの著書「物理学がいかに創られたか」が物理学を志す契機となった、との話があった。この本、私も学生時代に読んだ記憶がある。40年ぶりに、読み直してみた。

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多田富雄著「免疫の意味論」を読んでみた

Tuesday, November 24th, 2009

前回エントリーを書いたのが11月14日、10日ぶりだ。この間、バタバタしていたが、この「免疫の意味論」を読むのに多くの時間を費やしていた。私にとって、難解な書ではあったが、苦労して読みすすめて得るところが多かったと思っている。私の力量では、この本の内容を紹介するというのは無理、というのが実感。読み終えたという記録だけでも残しておくことにした。

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ノーベル賞物理学者・小林誠先生の講演に行ってきた

Thursday, November 12th, 2009

高エネルギー加速器研究機構の小林誠先生の講演を聞いてきた。講演のタイトルは「物理学に親しもう」。小林先生、昨年のノーベル物理学賞を受賞した物理学者だ。「生で」ノーベル賞受賞者の話が聞ける機会はそう多くはない。拝聴させていただいた。講演を聴くなかで気づいたこと、考えたことをメモしておいた。

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武谷三男「科学入門―科学的なものの考え方―」を読んでみた

Wednesday, October 28th, 2009

「科学的」に考えなくてはいけないとか、「科学的」に証明された事実であるとか、「科学的」という言葉がよく使われる。しかし、この「科学的」ということが一体何を指しているのか、よくよく考えてみると、(少なくとも私には)はっきりしない。そういうこともあって、いろいろな科学論にかかわる本を読んでいるわけだ。最近、武谷三男の「科学入門 -科学的なものの考え方-」読んだ。なるほどと思ったことも多々あった。メモしておいた。

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高校の「物理」教科書をのぞいてみた

Monday, August 10th, 2009

高校で「物理」がどのように教えられているのか、娘の教科書を覗いてみた。子供の科学離れが問題とされている今日、学校ではどんな「物理」が教えられているのだろう、という興味からだ。

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