Archive for the ‘生活・税金・年金・社会’ Category



今年もe-TAXで確定申告(2010年分)を完了

Friday, January 28th, 2011

平成22年度所得税の確定申告を終えたところだ。今回もe-Taxを使って申告した。実に、これでe-Taxによる確定申告も5度目になる。私、e-Taxユーザーとしては、かなりの熟達レベルに達しているはずなのだが、残念ながら、今年も戸惑いながらの申告書作成になってしまった。
今年、気づいたことをメモしておく。 (続きを読む)



複式簿記作成に挑戦してみた

Sunday, January 23rd, 2011

1年ちょっと前、個人事業主になった(「個人事業YAMA’S NETの開業」)。それから1年が経過、はじめての決算、青色申告をする時期がやってきた。青色申告で「特別控除」を受けようとすると、決算書は「正規の」簿記方式、「複式簿記」に沿ったものでなければならない。いままで経理業務の経験は皆無、全くの素人だ。「複式簿記」のイロハから学習し、なんとか申告用決算書を書き上げた。 (続きを読む)



年金生活者バッシング!

Monday, December 20th, 2010

最近、「世代間格差」ということを良く聞く。私のように、団塊世代の年金生活者にとっては肩身の狭い感じがしてくる。確かに、「世代間格差」という問題、わが娘の将来を考えると、なんとかしなければとは思う。しかし、どうも「世代間格差」を、年金生活者をバッシングするかたちで議論しようとする風潮があるのではと感じている。

数日前の日経の連載記事「改革迷走 瀕死の社会保障(上) 団塊という時限爆弾」に書かれた記事、こうした年金生活者バッシングの風潮を煽っているように思う。この記事の出だし部分を抜粋すると以下のようなものだ: (続きを読む)



「確定拠出年金制度」って成立するのかな?!

Tuesday, November 30th, 2010

10日ほど前の日経(11月22日付け( と思う))に「確定拠出年金、運用難に」という記事がでていた。そのリード文は以下:

 個人の運用次第で受給額が変わる確定拠出年金(日本版401k)の加入者のうち、運用を始めてから9月末までの通算利回りが1%に満たない人が93.7%に上っていることが格付け投資情報センター(R&I)の調査で分かった。・・・

右の表は、この日経記事に掲載されていたものだ。利回り1%未満が93.7%というのにも驚くが、もっと驚くのは0%未満が49.0%になっていること。将来の年金を夢見て積み立て「運用」したつもりでいたら、実は、元本をすら下回ってました、ということではないか。 (続きを読む)



「薬の費用対効果」を公的健康保険制度に導入すべき?!

Monday, November 15th, 2010

昨日の日経(11月14日付)の特集に「薬の費用対効果 議論を」という解説記事がでていた。この問題、かなり重要な問題だ。以下、記事の一部を引用:

 これまで日本では有効性・安全性が認められ、現場で普及し始めた技術や薬などは広く公的医療保険の対象としてきた。海外では使えるのに日本では使えない薬があるという批判に応えるために、薬の承認や保険適用は加速しているきらいもある。
 しかし、高齢化に伴い医療費は年35兆を超えて増え続ける。効果が明確な薬は多少高額でも公的保険の対象としないと多くの患者が使えずに困ってしまうが、効果が不確かなのに高額な薬まで取り込んでいては財源が持たないとの危機感がでてきた。そこで、費用対効果論が登場する。 (続きを読む)