Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category



旧統一教会問題をちょっとだけ考えてみた!

Thursday, August 11th, 2022

自民党の国会議員の多くが旧統一教会との接点を持っているということが明らかになり、問題視されている。

昨日(8/10)の内閣改造で大臣に任命されたもののうち7人が統一教会となんらかの関係・接点を持っていたようだ。私のような政治的素人からみても、旧統一教会と自民党とは抜き差しならないずぶずぶの関係にあるようだ。

このように、宗教団体と政治との関係のなかでも旧統一教会と自民党との関係は深いと思うのだが、これ以上に考えなきゃいけないのは、神社本庁、日本会議、遺族会といったところと自民党の関係だ。これらは、自民党のコア支持層であり、旧統一教会なんてのはその一部、その枠内、とみるのが自然な感じがする。

こうした宗教団体(旧統一会議を含む)は自民党の集票マシンとしての役割を果たすことで自民党保守層を支えるのだが、夫婦別姓反対といった我が国の旧来の家族制度を維持するのをよりどころにしている。

また話題になる靖国神社参拝なんてのも、そのひとつのあらわれと見るのが自然だろう。

旧統一教会の影響を排除するというなら、一挙に日本会議、神社本庁、遺族会など本丸からのイデオロギー的な影響を排除すべきと思うがいかがだろう。
   



ペロシ訪台は無意味な挑発行為だ!!

Sunday, August 7th, 2022

8/4の米下院ペロシ議長の訪台を口実に中国は台湾周辺での大規模な軍事演習を行っている。演習は今日まで続けられるようだ。

どうも、ペロシ訪台は中国に利する幼稚な挑発といっていいもののような印象を受ける。自国の力を過信するおば(あ)さんの挑発行為には困惑してしまう。

軍事演習の内容はペロシ訪台に抗議するといったものではなく、ペロシの訪台を口実にこれまで練りこんできた演習を実行に移したということのようだ。

今回の中国演習について 日経電子版(8/7付け)では「中国の軍事演習、台湾封鎖へ布石 中間線無効化狙う」と報じている。

この記事のリード文は以下:

中国の人民解放軍が4日から始めた台湾周辺での大規模演習が7日、終了する。ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発して始めたが、演習内容は練り込まれており、以前から周到に準備していた可能性が高い。「台湾封鎖」シナリオが現実味を増した。

「外交努力で平和を守る」という話は聞くが、挑発行為で相手を利するようなことはあってはならない。

ペロシの挑発行為で、「台湾有事」の際に米国が役に立たないことが明らかになったような気がするがいかがだろう。



新型コロナに感染したら解熱剤でしのぐ?? -たよりの解熱剤が品薄だって!!-

Sunday, August 7th, 2022

昨日(8/6)で、国内感染者があらたに22万7536人の新規感染者が発生、そして累計では1409万5634人になったという。(日経電子版8/622:15更新

累計感染者を我が国の全人口で割ると11.2%になる。我が国の10人にひとりはコロナ感染を経験したことになっている。

コロナに感染したら、どうすればいいのか?

病院で診察してもらおうと思っても、「コロナ感染者は保健所経由で診察」ということになる。なんのことはない、素人判断で解熱剤でも飲んでしのぎなさいということになっているようだ。

ところが、だ。

日経電子版(8/6 23:00更新)に「解熱剤、コロナ急拡大で品薄 「カロナール」など増産へ」という記事がでていた。この記事のリード文は以下:

新型コロナウイルスの感染者急増を受けて、医療機関や店頭などで解熱鎮痛薬が品薄になっている。あゆみ製薬(東京・中央)は出荷調整をはじめた医療用の主力解熱薬「カロナール」の増産に乗り出すなど、需給が逼迫する中でメーカー各社は増産準備を進めている。ただ、足元の感染拡大には対応できそうにない状況だ。

「医療機関や店頭などで解熱鎮痛薬が品薄」になっているという。

カロナールなんて解熱鎮痛剤は各家庭の「常備薬」のはずだ。我が家では、「家庭内在庫」が品薄になると、かかりつけのお医者さんに処方してもらうことにしている。記事を読むと、お医者さんの処方するものだけでなく、一般薬局の店頭で処方箋を必要としない解熱鎮痛剤も品薄になっているというから驚いてしまう。

医療崩壊は避けなくてはなんて聞くが、なんのことはない、もう末期的な状態になっているようだ。

私のような「老人」は、うちでじっとし、嵐がとおりすぎるのを待つしかなさそうだ。



抗原検査をやってみた

Friday, July 22nd, 2022

昨日(7/21)新型コロナの新規感染者数は全国で18万6246人、東京都は3万1878人と過去最多となった。オミクロン型の派生型「BA.5]の感染力はすごい。

TVのワイドショーで、医者であるコメンテータ曰く、「このところ患者が風邪だと思うと、ほぼ100%が新型コロナと考えてもよさそうだ」。大変な事態になっている。

私も、4日前あたりから、鼻水、そして鼻づまり症状に悩まされている。熱は平熱で問題ないように思うが、[BA.5]の症状のひとつに鼻水がくわわったので、心配になった。

そこで、薬局で「新型コロナ抗原検査キット」が購入し、自分で検査をしてみた。

結果は、陰性。ひとまず安心したところだ。

検査キットの結果を撮影しておいたのでアップしておいた:

 



久しぶりのエントリ作成

Saturday, May 28th, 2022

4月1日付エントリ以来の記事。

今回のエントリーは、なんというか、私の生存確認といったものだ。この記事を投稿することによって Monthly Archive に2022年5月を付け加えることができる。

実は、先月の19日から入院していた。おととしの16年ぶりのがん再発から、4回にわたり入退院を繰り返している。ひとたび、がんが再発すると、想像以上にいろんな症状が現れる。

今回の5月19日から6月14日の入院では大変な思いをした。入院中、数日にわたって40度近い高熱が続き、解熱剤と抗生剤を連続して点滴投与された。治療の甲斐あって、幸い、なんとか生き延びることができた。

入院初日に、CTとMRIによる画像による診断を受けたが、これにより、腹部に新たな腫瘍が、そして、脳の前頭葉に小さい腫瘤が見つかった。腹部の腫瘍は2年前と同種のリンパ腫として診断された。入院時には想像しなかったものだった。

現在、このリンパ種の治療として飲み薬の抗がん剤が処方され、継続して服用している。この抗がん剤、かなり高額のもの。国民健保なしで受けることのできない治療だ。

国保の制度は、本当にありがたい。財政的に問題を抱えている健康保険制度にご迷惑をかけていることに、申し訳ないと思う。

脳前頭葉にみつかった腫瘤にいついては良性のもののようで、長い時間スパンで経過観察する必要はあるが、安心してもよさそうだ。一安心というところ。

栄養剤注入のためのカテーテルを挿入したが、カテーテルの挿入位置を確認するために行ったレントゲン撮影で得られた映像から肺炎が疑われた。全く想像もしてなかった肺炎の疑いがあることには驚いた。退院の前に再度行ったレントゲン撮影では、肺炎が疑われた部位は縮小する傾向で、問題ないと判定され退院が認められ事なきを得た。

それにしても、今回の3週間の入院、大変なことが次から次へと起きたのには驚かされた。