Archive for 2014



3年前のニュース: 細野原発事故担当大臣 当面の見通し述べる

Friday, November 28th, 2014

3年前の今日(2011年11月28日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

細野原発事故担当大臣は定期検査で停止している原子力発電所の再稼働について政府が了承するのは年明け以降になるとの見通しを示しました。また福島第一原発の事故で避難している住民の帰宅に関して帰宅可能なエリアを示す際には十分なインフラを整備するなど生活の具体的な支援策を検討していることを明らかにしました。一方、除染で生じる汚染された土の中間貯蔵施設については処理場としてだけではなく研究開発の拠点にもする考えを示しています。

このニュースが放送されたときから3年たつ今日、細野大臣(当時)の見通し・所感を見て、あらためて福島第一事故の重さを感じてしまう。
原子力の再稼働問題、帰宅可能なエリアへの支援策、そして汚染土の中間貯蔵に関わる問題はいまだに解決へのみちは遠い。困難な状態にあるといってもよい。
中間貯蔵施設に研究開発の拠点との役割を持たせるというのは何を指すのか・・、興味深い。



3年前のニュース:食品中放射能の基準に食品区分として「乳児用食品」設置

Tuesday, November 25th, 2014

3年前の今日(2011年11月25日(金))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

食品に含まれる放射性物質の基準値について厚生労働省は食品の区分にあらたに乳児用食品を設置する方針を示しました。子どもは大人より放射性物質の影響を受けやすいとされる点を考慮したためで、粉ミルクやベビーフードなどを対象とし年内にも具体的な基準値の案をまとめる方針です

平成24年4月1日から施行された「食品中の放射性物質の新たな基準値」では、食品を5つの区分、すなわち「一般食品」、「乳児用食品」、「牛乳」、「飲料水」に区分した。

上述の「乳児用食品」が新らしい区分とし設けられた。 (続きを読む)



3年前のニュース: 原発なくても計画停電なし

Sunday, November 23rd, 2014

3年前の今日(2011年11月23日(水))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

東京電力が来年の夏に向けて保有する17基全ての原子力発電所が定期検査などでとまっても火力発電などを増やすことで今年の夏の最大電力供給力を上回る電力を確保できるという計算をしていたことが分かりました。この試算により原発が無くても計画停電などの影響はでない可能性があります。

事故後にとられた「計画停電」措置は「刺激的」だった。



3年前のニュース: 大熊町長選挙で帰還派の現役町長が勝利する

Saturday, November 22nd, 2014

3年前の昨日(2011年11月21日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

東日本大震災と原発事故で延期されていた福島県議会議員選挙と原発を抱える大熊町の町長選挙、八つの市町村の議員選挙は昨日投開票が行われました。このうち大熊町の町長選挙では町への帰還をめざす現職の渡辺利綱氏が町外維持を掲げた新人の木幡仁氏を破って再選を果たしています。

放射能に汚染された故郷への帰還を是とするか非とするか。難しい問題だ。
(続きを読む)



3年前のニュース: 環境省に汚染土が届く??

Tuesday, November 18th, 2014

3年前の今日(2011年11月18日(金))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

環境省で保管処分して欲しいなどと書かれた紙とともに放射性物質に汚染された土が環境省に届きました。その後土は総務課長が放射線量が低いので自宅の庭で処分しようと話したことを受けて職員が持ち帰って捨てたということです。土は回収されましたが細野環境大臣は関係職員などの処分を検討しています。

なんとも不可思議なニュース。
おそらく、汚染土の送り主の意図は、原発事故による環境汚染を抗議すること。
これを受けとった環境省、総務課長は「こんな放射線レベルなんてなんの問題もない」と、一笑に付すような対応。
よくよく考えてみると、抗議する側と抗議される側が全く異なった立ち位置にあることがよくわかる。
不謹慎だけど笑ってしまう。
しかし、笑いごとではないな。こんなんじゃ、汚染土の仮置き場、中間貯蔵所などの議論がきちんと進むわけはない。
(続きを読む)