Tag Archeve for the ‘ハードディスク’ Category
Wednesday, October 27th, 2021
我が家に保管している使用済みハードディスクを廃棄するため分解した。
近所のホームセンターで分解に必要な「精密ドライバーセット」を見つけたので分解をしてみた(分解には、トルクスネジが必要)。
下に示す写真は、分解後、ハードディスクの部品を並べて撮ったもの。左上にディスクが2枚あるがこれにデータが記憶されていた。ディスクを傷つけるとディスクからのデータの読み込みは完全に不可能となるはずだ。

我が家には使用済みで廃棄予定のハードディスクが総数で18台(「ハードディスク(HD)の廃棄は容易ではないな!」あった。
ハードディスクを廃棄するためには、これに記録されているデータを消去しておかなねばならない。我が家のハードディスクは、私自身の個人データではあり、そう重要なものはないが、極端な話、銀行口座のアカウント情報なども記録されていることも否定できない。
ハードディスクのデータを消去する方法には、ソフト的、ハード的にいろんな方法があるが、分解してしまうのが一番いいのではないかと思った次第。
分解した後に残った部品を燃えるゴミ、燃えないゴミに分別して捨てる予定。上掲の写真のうち、右下方にプリント基板があるが、これを燃えるゴミとして捨てるべきかいなか、微妙な感じもする。
写真は、ハードディスクは1995年ころに購入した富士通社製パソコンに搭載されていたWestern Digital社製のCaviar2540(Capacity:250MB)を分解したもの。
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Wednesday, June 30th, 2021
数日前、このブログを発信している「自宅サーバー」が、突然、反応しなくなった。本ブログにアクセスしようとしても、アクセスが拒否されてしまう事態になった。
サーバの状況を把握しよとしても、アクセス不能で、手の打ちようもなくなっていた。
結局、障害発生の原因は、HDDの故障。SEAGATE社製のHDD(1TB)をHITACHI社製の同容量のHDDに換装した。
障害発生のマシン上にOS(ALMALINUX8.3)をインストールし、SMARTCTLコマンドでハードディスクの状態を確認してみたのが、以下の結果、
[root@server02 ~]# smartctl -A /dev/sda
smartctl 7.1 2020-08-23 r5080 [x86_64-linux-4.18.0-305.3.1.el8_4.x86_64] (local build)
Copyright (C) 2002-19, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org
=== START OF READ SMART DATA SECTION ===
SMART Attributes Data Structure revision number: 10
Vendor Specific SMART Attributes with Thresholds:
ID# ATTRIBUTE_NAME FLAG VALUE WORST THRESH TYPE UPDATED WHEN_FAILED RAW_VALUE
1 Raw_Read_Error_Rate 0x002f 116 092 006 Pre-fail Always - 231411186
3 Spin_Up_Time 0x0023 097 094 000 Pre-fail Always - 0
4 Start_Stop_Count 0x0032 077 077 020 Old_age Always - 23738
5 Reallocated_Sector_Ct 0x0033 090 090 036 Pre-fail Always - 410
7 Seek_Error_Rate 0x002f 079 060 030 Pre-fail Always - 13196067736
9 Power_On_Hours 0x0032 078 078 000 Old_age Always - 19901
10 Spin_Retry_Count 0x0033 100 100 097 Pre-fail Always - 0
12 Power_Cycle_Count 0x0032 092 092 020 Old_age Always - 9065
180 Unknown_HDD_Attribute 0x002b 100 100 000 Pre-fail Always - 3513
183 Runtime_Bad_Block 0x0032 088 088 000 Old_age Always - 12
184 End-to-End_Error 0x0033 100 100 097 Pre-fail Always - 0
187 Reported_Uncorrect 0x0032 001 001 000 Old_age Always - 358
188 Command_Timeout 0x0032 100 098 000 Old_age Always - 25770197015
189 High_Fly_Writes 0x003a 098 098 000 Old_age Always - 2
190 Airflow_Temperature_Cel 0x0022 063 056 045 Old_age Always - 37 (Min/Max 37/40)
194 Temperature_Celsius 0x0022 037 044 000 Old_age Always - 37 (0 6 0 0 0)
195 Hardware_ECC_Recovered 0x003a 029 024 000 Old_age Always - 231411186
196 Reallocated_Event_Count 0x0032 090 090 036 Old_age Always - 410
197 Current_Pending_Sector 0x0032 099 099 000 Old_age Always - 52
198 Offline_Uncorrectable 0x0030 100 100 000 Old_age Offline - 0
199 UDMA_CRC_Error_Count 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0
Current_Pending_Sector が52となっており、HDD上に不良セクターがあることがわかる。
サーバーのコンソール上にデータの読み書き時に意味不明のエラー(らしきもの)が表示されることがあったので、これが原因だったように思う。
対応としては、予備用に購入していたHDDと交換し、新たに交換したHDD上にOSのインストールし、システムを再構築。
バックアップデータの取り込みを行い。復帰したところ。
10年以上にわたって「自宅サーバ」を運営してきたが、この種の障害ははじめて。
あらためて、日常的なバックアップデータの取得を再確認した次第。
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Saturday, December 7th, 2019
日経(12月6日付夕刊)に「神奈川県、行政情報に大量流出懸念 廃棄機器転売され」というニュースが報じられていた。このニュースのリード文は以下だ:
個人情報を含む神奈川県の大量の行政データが蓄積されたハードディスク(HD)が転売され、外部に流出する恐れのあることが6日分かった。県のサーバーを更新した際、取り外されたHDの廃棄を委託された事業者の社員がデータ消去の不十分な状態で一部を持ち出し、ネットオークションで販売した。データ量は最大54テラバイトに上る可能性があるという。
我が家の個人データが流出されるのも怖いのに地方自治体の行政データが流出の恐れがあるというのは大事件だ。
実は、使用済みのハードディスクの処理は、そう簡単ではない。 (続きを読む)
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