Tag Archeve for the ‘原子力’ Category



気になったニュース 関電・高浜原発の金品受領問題

Thursday, October 3rd, 2019

先週明らかになった関電の金品受領問題について、連日、大きな問題として報道されている。

原子力分野で働いていたものとして、この問題には特別に関心がある。立地にかかわり、地元との関係の維持、それに伴い発生するなどが複雑に絡み合った結果生じた事件ではないか、と想像する。

毎朝、森本毅郎 スタンバイ!」(TBSラジオ)のニュースズームアップを聞いているが、ここでもこのニュース、連日、報道されている。今朝までの4日分の放送を書き取っておいたので、以下にメモしておく。 (続きを読む)



乾 康代著「原発都市 -歪められた都市開発の未来-」をななめ読み

Tuesday, May 7th, 2019

本書を近所の図書館の原子力関係書籍棚でみかけた。発行日が2018年10月2日と新しいということにひかれて読んでみた。

著者の主張は、「あとがき」の一節に代表されるように思う。以下、関連部を転載:

私は、長く奈良と大阪に住んでいたが、水戸にやってきて、初めて東海村を訪れた時、原発周辺になんのバッファーゾーンもなく村民の居住地があまりにも近くまで接近しているのを見て心底驚いた。ここは、大変危険な都市開発をしてきたところだと思った。どのようにして、このような危険な都市づくりが可能になったのかを知りたいと思った。(p.176)

(続きを読む)



原電・東海第二発電所の状況説明会に行ってみた

Friday, April 26th, 2019

日本原電・東海第二発電所の状況説明会(4月26日開催)に行ってきた。

この原子力発電所、8年前の東電・福島第一原子力発電所の事故以来、停止状態にある。この原子力発電所の再稼働については議論のあるところではあるが、昨年暮れには、原子力規制員会により、再稼働そして20年間の運転期間延長計画が認められたという。

今回の状況説明会は、原子力規制委員会から原電の計画が認められたところで、日本原電による周辺住民に対する当該原子力発電所の状況説明を意図したもののようだ。規制委員会から計画を認めらえたので、いよいよ具体的に原子炉再稼働に必要な工事を進めるので、それにさきだち、周辺住民に対して現状説明をするという位置づけだ。

我が家は、この原子力発電所から直線距離で2.5Kmの位置にある。ひとたび事故が発生することになると、最も影響の大きな場所にあり、当然のことながら、個人的な関心は高い。

この記事では、説明会に対する私のちょっとした印象について記しておいた。また、説明会の会場で配布された説明用飼料をPDF化したので添付しておいた。 (続きを読む)



服部禎男著 「遺言 私が見た原子力と放射能の真実」を読んでみた

Friday, July 27th, 2018

前々回の石川迪夫の著書に続き、本書も近所の公立図書館で見かけたものだ。初版が2017年12月7日と、原子力関連本としては新しいこともあり、読んでみることにした。

本書の著者、服部禎男は「電力中央研究所・元名誉特別顧問」。原子力界のリーダの一人だ。著者の名は、低レベル放射線は体に良いという「放射線ホルミシス」の提唱者として見かけたことがある程度で、詳しくは知らなかった。

福島第一原発事故以降も原子力推進の立場にあると理解している。本書を一読した感想を一言で言うなら、主張の詳細は異なるものの、石川迪夫の場合と同じく、傲慢な、原子力推進派リーダとの印象を持った。 (続きを読む)



上川龍之介著「電力と政治 -日本の原子力政策全史-」を読んでみた

Saturday, June 16th, 2018

もうひと月以上前の日経(5月12日付朝刊)読書欄で本書の書評を見かけ、読んでみることにした。

上下2巻で本文だけでも約400ページの「大作」。やっと読み終えたところだ。

読んだ、ということだけでも記録しておかねばということで、この記事を書いておいた。 (続きを読む)