Tag Archeve for the ‘原子力事故’ Category
Friday, October 31st, 2014
3年前の今日(2011年10月31日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
東京電力は福島第一原発2号機で 原子炉格納容器から吸い出したガスの濃度が1%から2.7%に上昇したと発表しました。2号機では先週の金曜日から格納容器からガスを吸い出す作業を開始していて東京電力では空気の流れがおきて水素がもれたことが原因だとして酸素が入って爆発しないよう窒素を送り続けています。
(続きを読む)
Posted in 気になったニュース | 1 Comment »
本書の出版は、福島第一事故の発生からおおよそ半年後の2011年10月ということで、あの大事故に触発されて書かれた一連の書籍の一つに分類することができる。数多く出版されている関連本のなかで、本書は、現役の経済学者が正面きって事故の原因、さらには我が国の原子力政策を議論したものとして極めてユニークなものだ。我が国の今後の原子力のありかたを考えるうえで、一読の価値はあると思う。
私自身、7年前まで原子力関連の研究所でお世話になっていた。そういうこともあり、門前の小僧程度には、原子力、そして放射線被曝のイロハを身につけているものと自負している。そうした目から見て、著者は短時間に原子力の基本的な構造・構成について理解を深め、そのうえで今後の原子力事業のとるべき道について深い洞察をしている。
本書で、興味深く感じたところをメモしておいた。 (続きを読む)
Posted in 科学・技術・原子力問題, 読書・読後感 | No Comments »
福島第一原発の事故では、半径20Km圏内の住民の方々に対して避難指示がでている。そして今日、「福島県葛尾村、浪江町、飯館村、及び川俣町の一部と南相馬市の一部について『計画的避難区域』として、避難対象に加える」(asahi.com記事(4/11) )との方針が示されたようだ。 (続きを読む)
Posted in 科学・技術・原子力問題 | No Comments »
Wednesday, May 21st, 2008
我が家の本棚に、高木仁三郎の「プルトニウムの恐怖」があった。この本が発行されたのは1981年だ。その2年前、1979年にはTMI事故が発生しており、原子力に反対する機運が高まった頃に発行された書だ。30年経った今、米国では、新規に多数の原子力発電所の建設が計画されようとしている。我が国の原子力反対運動の中心にいた高木仁三郎は何を主張していたのか、改めて読み直してみることにした。
(続きを読む)
Posted in 科学・技術・原子力問題, 読書・読後感 | 3 Comments »