役職定年制度で年1兆5000億円の損失!!
Sunday, December 8th, 2019今朝の日経朝刊(12月8日付)に「中高年社員、戦えますか」という記事があった。
この記事が論じているのは、バブル期に大量入社した社員が中高年に達しており、今、如何にこうした人材を活性化、活用するのかというのが課題になっているということ。50歳過ぎても管理職にならないひとが増えているようだが、こうしたひとに「やる気」を起こさせるにはどうしたらいいか、いろいろ考えられているという。
これまで中高年社員「対策」のひとつに「役職定年」と呼ばれる仕組みがあったようだ。確かに、私の現役時代にも、「役職定年」という制度があった。役職定年制度の導入で、給与体系が変化したことを記憶している。この制度自体は未来を担なう若年層に管理職ポストに就くチャンスを拡げるという意味で積極的な役割を果たしたのかもしれない。 (続きを読む)