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「福島原発で何が起こったか ―政府事故調技術解説―」を読んでみた

Wednesday, May 8th, 2013

福島第一原発の事故から2年が経過し、これまでに、複数の事故調査報告書が公表されている。こうした調査報告書を全て読むのは、いずれの報告書も長文で、なかなか骨が折れる作業だ。7年前に退職するまで、約30年間にわたって原子力に関係する職場でお世話になったものとして、この事故の実相を理解しておかねばと思い、これら事故調査報告書を少しずつではあるが読み進めているところだ。

そういうなかで、目にしたのが、本書「福島原発で何が起こったか―政府事故調技術解説―」だ。

本書は、私にとって、事故の推移を理解するうえで非常にわかりやすいものであると同時に、事故調報告書を読み進めるうえで助けになるものと感じた。

おすすめの書だ。 (続きを読む)



「証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたか?」を読んでみた

Wednesday, May 1st, 2013

福島原発の事故から2年が経過し、当時、事故への対応に責任を持つ立場にあった当事者の「回想録」といったものが公にされてきている。菅直人による回想録「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」を2週間ほど前に読み、本ブログに感想を記しておいた。

もうひとりのキーパーソンに班目春樹・原子力安全委員長(当時)がいる。彼も、菅直人と同様に「回想録」にちかいもの「証言 斑目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたか?」を「出版」した。

近所の図書館でこれを見かけた。早速、読んでみた。印象に残った部分を中心に私の感想を交えながらメモしておいた。 (続きを読む)



菅 直人著「東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと」を読んでみた

Wednesday, April 10th, 2013

東日本大震災そして福島原発事故の発生から2年が経過した。この2年間、原発事故さらには原子力の将来について、様々、議論された。原発事故にかかわる調査委員会も複数立ち上げられ、調査報告書も公にされた。こうした調査委員会の報告においては、事故当時の菅直人総理大臣の挙動に対し、総じて、批判的な論調が見受けられる。最高の指揮官が前線、事故現場に乗り込み現場の事故対応活動に支障をきたしたといわれている。 (続きを読む)



笹子トンネルの崩落事故で思ったこと

Thursday, December 6th, 2012

12月2日の朝おきた笹子トンネルの崩落事故には驚いた。高速道路の天井板が130メートルにもわたって落ちてきたというのだから大変だ。この天井板の崩落で思い出したのが、3.11の東日本大地震のときの私の体験だ。
東日本大地震の私の体験ではスイミングプールの天井板が私の頭上に落ちてきた。
天井を支える構造は、笹子トンネルもスイミングプールも共通だ。いずれも天井板を吊り下げているものだ。
感想を少しだけメモしておいた。 (続きを読む)



東日本大地震とプリペイドカード

Monday, March 5th, 2012

あの大地震の発生から1年が経とうとしている。大地震が発生したときの様子は、「東日本大地震・個人的体験(地震直後)」に記している。これを読み直し、あらためて大変な経験をしたとの思いを強くした。そうした体験の「痕跡」を私の財布のなかにあったプリペイドカードに見つけた。メモしておいた。 (続きを読む)