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2012年を迎えて-昨年の重大ニュースをふりかえりながら-

Tuesday, January 3rd, 2012


新年明けましておめでとうございます。

2012年が明けました。といっても、すでに1月も3日になってしまった。それはそれとして、昨年の重大ニュースをふりかえりながら、新しい年を考えてみた。

(1)東日本大震災と福島第一原発事故
 私が生きている間に経験するとは思っていなかった歴史的大事件だ。ほぼ10ヶ月経過した今、ゆっくり考えてみると、よくこの程度でおさまってくれたものだ、ラッキーだったというのが正直な感想。
 なにがラッキーだったのか。事故発生時の風向きは、強い西風。3月12日の早朝に放出された放射能の大部分は海のほうに流れ、住民への被曝は「少なく」済んだのではないか。風向きによっては・・・、と考えるとぞっとする。
 ラッキーであったとはいうものの、東日本全域が、いままで経験したことがないほどの放射能まみれという状態、まだまだ原子炉の状態も心配。これからが正念場。 (続きを読む)



原発の安全性と日本の文化的特質(「大津波と原発」を読んでみて)

Friday, October 14th, 2011

3.11の大震災そして原発事故のあとを受けて、原発の安全性について様々な議論が行われている。私自身、原子力関連の組織で働いていたものとして、原発の今後についてどう考えるべきか思いをめぐらしているところである。
最近、「大津波と原発」を読んだ。ここでは、日本の文化的特質と対比しながら原発の安全性について議論されている。議論の結論は脱原発ということになるのだが、この結論に至る議論が非常に興味深いものと感じた。メモしておいた。 (続きを読む)



武田徹著「原発報道とメディア」を読んでみた

Monday, October 10th, 2011

近所の公営図書館で「大震災と福島第一原発事故」関連図書のコーナーで見つけたのが本書、「原発報道とメディア」だ。ひととおり読んでみた。表題から期待したのは、今回の原発事故に対するメディアの対応について、さまざまな事例を紹介するとともに、その問題点を指摘しているのかもしれない、といったものであった。実際には、むしろ、著者のジャーナリズム観、ありかたを議論したものになっている。

 読後感をひとことでまとめると、3月11日を経験し、「事実」を「報道」するジャーナリストとしての立ち位置をどこに求めるのかを率直に模索する姿を、著者の議論のなかに見たように感じた、といったところだろう。 (続きを読む)



東日本大地震・個人的体験(ハウスメーカーの対応)

Monday, April 18th, 2011

今回の大震災でこうむった我が家の損傷、幸いにも、比較的軽いものであった。軽い被害ではあったのだが、多少の修理は必要になる。
補修にかかわり、我が家をたててくれたハウスメーカー、旭化成の対応はすばやいものであった。
今回の経験、自然災害の発生時にハウスメーカがどのように対処してくれるものかを知るうえで、それなりに役立つ情報なのではないかと思った。その顛末をメモしておいた。 (続きを読む)



東日本大地震・個人的体験(原発事故発生を知った直後)

Monday, April 4th, 2011

今回の大地震、その規模のすごさに加えて、福島原子力発電所に事故が発生したことが、今までにない災害となったといえる。地震、津波という自然災害だけでなく、人工物による苦難が、災害の質を大きく変えている。原子力関連の組織で働いていたものとしては、まさに驚愕の事態だ。

地震発生から3週間も経過した今日、未だ、問題解決の見通しもはっきりしない状態が続いている。

この原子力事故について、詳しい情報も持たない状態で憶測だけでブログ記事を書くことは、正しくないことと思う。しかし、この原発事故の発生を知った際の「個人的に考えた」ことを書き留めておくことは、記録として、それなりの意味を持つと考えた。 (続きを読む)