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西尾獏著「私の反原発切抜帳-歴史物語-」を読んでみた

Tuesday, January 30th, 2018

前回エントリに同じく、本書も近所の公営図書館で偶々見かけた図書のひとつだ。

著者、西尾獏は長年に亘り我が国における反原発の中心的役割を果たしてきた「原子力資料情報室」の共同代表のひとり。

原子力資料情報室設立の中心メンバー高木仁三郎の著作には、明快で鋭いロジックに感銘を受けたものであるが、現共同代表の西尾獏については、その名を見かけることはあっても、著作に触れたことはなかった。

本書を通じ、現在の反原発運動の流れのひとつに触れることができるのではと思い読んでみることにした。

一読した印象を述べると、私自身が原子力関連研究所に長年勤務していたにもかかわらず、本書を通じ、いままで知らない原子力業界の動きが数多くあったことに気付かされた、というところか。 (続きを読む)



スイス国民投票 原発にNO!

Tuesday, May 23rd, 2017

今朝のワールドニュース(NHK・BS) France2でスイスの国民投票で脱原発を進める政府プラン支持派の勝利を報じていた。

スイスの原発は、日本とは経済規模が異なるとはいえ、電力の約三分の一を占めている。今回のスイス国民投票の結果は、ヨーロッパの脱原発の流れをさらに加速するものと考えられる。
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3年前のニュース: 脱原発は福島県民の意志!

Tuesday, October 21st, 2014

3年前の今日(2011年10月21日(水))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

福島県議会は福島第一原発事故を受け県内10基の原発全ての廃炉を求める請願を賛成多数で採択しました。原発を抱える道や県の議会で廃炉を求める請願が採択されたのは初めてです。採択について佐藤知事は第一、第二原発の再稼働はあり得ない脱原発はほとんどの県民の意志だと主張しています。

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舘野淳著「シビアアクシデントの脅威」を読んでみた

Saturday, June 28th, 2014

福島第一原発事故発生から3年以上の月日が流れた。事故発生以来、反・脱原発の主張を中心に、様々な議論が展開されてきた。関連本も数多く出版されている。
本書も福島第一事故関連本のひとつにくくることができるのではあるが、他の脱原発論議とは一線を画しているように感じた。副題を「科学的脱原発のすすめ」としているところに、本書の主張が凝縮されているようにも感じる。
印象に残ったところをメモしておいた。 (続きを読む)



黒古一夫著 「文学者の『核・フクシマ論』」を読んでみた

Tuesday, March 25th, 2014

福島原発事故後さまざまな立場で核・原発に関わる主張がなされている。本書もそのひとつだ。
本書では、著名な3人の文学者、吉本隆明、大江健三郎、村上春樹3人の福島原発事故に対する態度・主張について評論・議論している。
吉本、村上に対しては、著者の反核・反原発の立場から強く批判する一方、大江の従来からの反核、反原発の思想、そして福島事故後の行動に対して賛辞を送る。 (続きを読む)