Tag Archeve for the ‘除染’ Category



空間線量率0.23μSv/h と 実効線量率1mSv/y

Saturday, February 17th, 2018

先月17日のNHKニュースで福島の帰還困難区域における外部被ばく線量に関わり、「空間線量による評価でなく実際の被ばく線量で評価をすべき」という原子力規制員会の更田委員長の発言が取り上げられていた。

規制委員長の発言は、除染の目標として使われている空間線量率0.23μSv/hが、これに対応すべき実効線量率1mSv/yに比べ著しく低いので見直しが必要というもの。

このニュースの中身について、詳細を知りたいと思い、原子力規制委員会とその後の記者会見の公表データを確認するとともに、関連する情報を調べメモしておいた。 (続きを読む)



3年前のニュース: 20ミリシーベルトで居住可能?

Tuesday, December 16th, 2014

3年前の今日(2011年12月16日(金))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

政府は住民が居住可能な地域の年間の積算線量について20ミリシーベルトを目安とする報告書をまとめました。細野原発担当大臣は20ミリシーベルトでひとが住めるようになるということだと話しており、これを受け政府は現在の避難基準を見直す方針です。

放射能で汚染された地域に居住可能かどうかを20ミリシーベルトを目安とすることになった、と政府は「決断」した。

この20ミリシーベルトという値を、どのように解釈するかということは、なかなか難しい問題だ。これを了とする側は、放射線障害のリスクを容認しなければ、それ以外の、例えば居住しないことによる経済的あるいは精神的負担の増加によるリスクが増加してしまうことになるという。

なんとも釈然としない思いだけが残る。
(続きを読む)



3年前のニュース: 除染の実証試験 効果イマイチ

Friday, December 5th, 2014

3年前の今日(2011年12月5日(月)放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域に指定されている福島県大熊町で効果的な除染方法を確立するための国の実証実験が始まりました。高圧洗浄機を使った除染では放射線量が毎時16.5マイクロシーベルトから10マイクロシーベルトまでにしか下がらず温度を変えるなどの方法が試されました。国は実験データをもとに効果的な方法を確立したい考えです。

福島第一原発周辺への住民の帰還の前提は、効果的な除染が技術的に可能かどうかということにつきる。
放射線量が16.5マイクロシーベルトから10マイクロシーベルトに下がった程度では話にならない。
3年前のこの時期、一抹の希望を放射能除染にかけていた住民がこのニュースを聴いてどのように感じたのか。
(続きを読む)



3年前のニュース: 大熊町長選挙で帰還派の現役町長が勝利する

Saturday, November 22nd, 2014

3年前の昨日(2011年11月21日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

東日本大震災と原発事故で延期されていた福島県議会議員選挙と原発を抱える大熊町の町長選挙、八つの市町村の議員選挙は昨日投開票が行われました。このうち大熊町の町長選挙では町への帰還をめざす現職の渡辺利綱氏が町外維持を掲げた新人の木幡仁氏を破って再選を果たしています。

放射能に汚染された故郷への帰還を是とするか非とするか。難しい問題だ。
(続きを読む)



3年前のニュース: 細野環境大臣、伊達市の除染作業に参加

Friday, November 14th, 2014

3年前の今日(2011年11月14日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

福島県伊達市で行われたボランティアによる除染作業に細野環境大臣が参加しました。細野大臣は放射線量が局地的に高い伊達市内の一画にある住宅の庭先で表面の土を削る除染作業に参加し「想像した以上に大量の土が出る。どうやって安定的な仮置き場を確保するかが大きな課題だ」と述べました。

事故から8か月過ぎたこの時期になって、やっと、除染作業で発生する汚染土が大量であり、その行き場が大きな問題であることに初めて気づいたような環境大臣発言に驚きを感じる。汚染土の行き先をどうするかが大きな問題となることは除染しようとした時点で十分わかっていたことだ。 (続きを読む)