鳥飼玖美子・斎藤兆史著 「迷える英語好きたちへ」を読んでみた
Sunday, November 8th, 2020若いときからずっと英語という教科には悩まされてきた。そして、今も、相変わらず悩まされ続けている。英語という言語を習得するために人一倍努力をしたにも関わらずである。正直、自分の語学学習能力の低さには、我ながら、情けなく思ってしまう。
日経の読書欄で本書をみつけた。著者に、英語教育で知られている鳥飼玖美子さんがあったことから、英語に悩まされてきたひとりとして、英語というか語学の教育が習得がどのように議論されているかに興味をもち読んでみることにした。
本書では、全体を通じて、英語という言語を学ぶということがいかに困難なことであるかを、教育する側、学習する側、両方ともが思いしるべし、と主張されていた。改めて、英語を学び、そのうえで楽しむためには、相当の努力が必要で、一朝一夕では成し遂げられることではないということを再確認させてくれた。
以下、自分の英語学習歴を振り返るとともに、本書で興味深く思ったところをメモしておいた。 (続きを読む)