Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category



認知機能検査/高齢者講習にいってきた

Friday, July 7th, 2023

私、今年の10月で75歳の誕生日を迎える。

次回の運転免許更新手続き前に必要な認知機能検査の受検と高齢者講習を受講してきた。

なんとか、認知機能検査は「合格」し、それにひきついで実施された高齢者講習の受講も完了、「終了証」なるものを受け取ることができた。これで、晴れて、免許更新手続きを行うことができる。

認知機能検査
この検査、(1)手がかり再生と、(2)時間の見当識という二つからなる。
(1)の手がかり再生は、認知機能検査というより記憶力を検査する。4つのイラストからなる図を4枚提示され、それぞれを1分間で記憶、そののち記憶をリセットさせる「介入問題」をおこなったのち、全16種のイラストの内容を書き出させるというもの。

イラストは下図のA~Dの4パターンからなっている。(出典:Webから拾った図)

今回、私の受けた検査では「パターンC」のイラストが使われた。

内容の書き出しは、ヒントなしで16個の項目名を書き出させるもの、ヒント付きで項目を書き出させるものの2種類。

正直、この検査は苦戦。若い時から、この種の記憶力テストは苦手。この記憶力テストが認知機能を測るものになるかどうかは疑問である。しょうがないので、受験する前2日間でYouTubeの模擬テストで何回もトライして準備。なんとか乗り切ることができた。

(2)の時間の見当識というのは、受験している「年月日、曜日、時間(時分)」を時計を見ることなく書くというもの。検査の開始時から経過時間を推定して時間を書き出すというもの。

なんとも、ひとを馬鹿にした検査とは思ったが、年寄というのはこの程度のもののようだ。トホホだ。

高齢者講習
認知機能検査が合格すると、高齢者講習を受験する。私の受けた自動車学校では、認知機能検査が終了後20分間で採点が行われ、合格したものに対し引き続いて講習がおこなわれた。

講習では、「実車による講習」、「適正検査」、「座学の講習(ビデオ)」の3つがおこなわれた。

「実車による講習」は自動車教習所の運転コースを3周程度運転し、同乗している教官のレビューをうけるもの。日常的にやっている運転操作を交通ルールを確認しながら行うというもの。

適正検査では、視野の広さの検査、そして動態視力の測定というもの。

ビデオでは、年寄は、身体機能、認知機能が衰えているので気をつけなくてはいけないということを再確認させるといったもの。

全体の感想
なんというか、この講習、ある種の「年寄いじめ」といったもの。年寄の運転技能の劣化を思い知らしめて、免許の返納を促すのが主眼といったものであるという感想。

これから3年に1度の免許更新のたびに、こうした「いじめ」を受けなくてはならないというのには憂鬱になってしまう。
 



伊香保温泉/軽井沢にドライブ旅行してきた

Sunday, July 2nd, 2023

1泊2日で伊香保温泉と軽井沢に家族旅行してきた。

NEXCO東日本の北関東周遊フリープラン(周遊プラン)を利用したドライブ旅行。

この周遊プランの可能エリアは下図(NEXCO HPより転載):

北関東3県(茨城、栃木、群馬)をカバーするNEXCOの高速道路を2日間、乗り放題で料金は6,500円。

今回の旅程をまとめると以下:
1日目:
  午前8時出発
  常磐道東海スマートから高速にのり、北関東道、関越道を経由し、渋川伊香保IC着、
  県道33号経由で榛名山 ロープエイで山頂、榛名湖を車で1周
  午後2時 伊香保温泉に到着 散策後 午後3時 ホテル着
2日目:
  午前8時30分ホテル発
  下道を通って
  午前10時ころ 軽井沢駅に到着
   軽井沢駅前のショッピングモール(アウトレット)
   旧軽井沢銀座 など散策
 午後2時過ぎ軽井沢出発で帰路
  碓氷軽井沢ICから高速にて 上信越道、関越道、北関東道、常磐道経由

伊香保温泉、軽井沢周辺を旅行したのは初めて、久しぶりの温泉を満喫した。
  



気になったニュース: 火災保険料が値上げ!!

Thursday, June 22nd, 2023

日経朝刊(6/22付け)に「火災保険料13%引き上げ ―来年度、災害多発で上げ幅最大‐」という記事がでていた。火災保険料は、持ち家を維持するうえで最低限必要な経費。このところ毎年のようにひきあげられるのは本当に痛い。

記事のリード文を以下に転載:

損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は21日、住宅向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で13%引き上げる料率改定案を金融庁に届け出た。引き上げは過去6年間で4回目で、過去最大の上げ幅となる。自然災害の多発で火災保険の収支が悪化していることが背景にあり、契約者の保険料負担が一層重くなる。

我が家を新築したのが約25年前。火災保険料は新築時に契約したときより5割近く高くなっている。近年の異常気象により、数十年に一度しか起きないと考えられた気象災害が頻繁に起きる状態では保険料の値上げは止むを得ない。そうはいうものの、年金生活者の私にとって、保険料負担が大きくなることには対応する必要もある。

私の契約している火災保険は5年くぎり契約。昨年、契約を更新したところだ。

昨年の更新では、補償範囲から「水災」をはずした。保険料高騰に対するやむない対応だ。保険料、それなりに低くはなった。

「水災」に対する補償については、床上浸水という状況を考慮することになる。我が家の位置を自治体が公表しているハザードマップでみると、幸い、危険区域からはずれているので、「水災」リスクはそんなに高いものではないと判断した。

ただ、多少の心配はある。豪雨による予想もしないような「内水氾濫」の可能性は否定できないからだ。過去の内水氾濫のエリアにはいってなく、そんなにリスクは高くはないと信じている。
 



素人的経済観測: 33年ぶり高値圏で推移する日本経済 楽観してもいいの?

Saturday, June 17th, 2023

日本株の上昇が続く。16日の日経平均の終値が33,706円。バブル崩壊後の高値となった。「週間ベースで10週連続高で連騰記録を歴代4位に伸ばした(日経朝刊17日版)」という。

日経電子版(6/17配信)に「日本株、長期投資の値打ち 利益と還元で米株より改善」という解説記事がでていた。

この記事、やたらに楽観的な見通しで、素人の私でも、投資してもいいのかななんて思わせてしまう。

記事のリード文は以下:

日本株がバブル崩壊後約33年ぶりの高値圏で推移している。急ピッチで上昇しているため「相場が下がる前にそろそろ売却すべきか」と悩む個人投資家も少なくない。ただ知っておきたいのは、過去10年あまりで日本企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)が大幅に改善し、長期保有に値する資産になっていることだ。

この解説記事のなかには、ここ10年来の日本株上昇率、そして1株利益からみた日本株価の適正水準をを示したふたつの図が示されている。以下に転載しておいた(無断転載であることに注意):

この二つの図を見ると、最近の日本株の上昇は日本経済のパフォーマンスからみて当然と思ってしまう。

言いたい放題の評論家、池田信夫(@ikdeanob)が、

金融資産の半分以上はゼロ金利の銀行預金なので、ここ数年のインフレで1割ぐらい目減りした。インフレ時代に預金するのはバカ。

とtweetしていた。

仰る通り、その通りと思ってしまう。銀行に預けている僅かばかりの老後の資金が目減りしてゆくのを知りながら、じっとしているというのば確かに「バカ」だ。

そろそろ投資ということを考えてもいい時期にきたのかもしれない。

臆病の私は、逡巡。やれやれ。
  



気になったニュース: 低カロリー甘味料の使用は控えるべしのようだ

Monday, June 12th, 2023

日経電子版(6/12 11:00配信)に「WHO「低カロリー甘味料控えて」 体重管理に役立たず」と題する記事を見つけた。

このニュース、私にとってかなりショッキングな話だ。糖尿病治療をしていることもあって、糖分を避け、代わりに人口甘味料が含まれる食品をとることにしているので、驚いた。清涼飲料水は問題あるということで、人口甘味料を使っているCocaCola zero sugar を飲むことしていた。これはよくないことのようだ。

この記事のリード文を以下に転載:

低カロリーをうたう飲料や食品に使われる甘味料をめぐり、世界保健機関(WHO)が体重管理や病気予防のための摂取を控えるように勧める指針をまとめた。280件以上の研究報告をもとに「長期的には体重管理に役立たない」とした。甘味料業界の国際団体は「科学的に厳密ではない」と反論している。

記事のなかで、短期間の使用は体重やBMIを下げる効果はあるが、長期になると効果はないとその効果はない、とのことだ。

長期にわたる接種は、「脳卒中などの心血管疾患や2型糖尿病のリスクが上昇するなど「望ましくない」影響が出る可能性も」あると指摘されている。

砂糖がだめだから、「健康のため」人工(日糖質系)甘味料はいいのだと思っていたのは、ひょっとしたら問題のようだ。

気をつけなきゃだ。