Archive for the ‘読書・読後感’ Category
3月末の日経の読書欄に本書「証言 原子力規制委員会は何をめざしたか」の書評がでていた。
近所の公立図書館の蔵書のなかにこれがあるのをみつけて予約、読んでみた。
本書は3部構成となっており、3部では「原子力規制委員会確立の軌跡」として初代ならびに二代目の規制委員長、田中俊一、更田豊志、中村佳代子委員、池田克彦規制庁初代長官と初期の幹部職員(安田正也、櫻田道夫)に対するインタビューの内容の詳細が証言としてまとめられている。
この証言を通じて、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の「壊滅的」な事故で失墜した原子力への信頼を取り戻すために規制体系を再構築しようとした努力を見ることができる。委員長などの証言はマスコミなどを通じて受けていた印象とはかなり異なるもので、日本の原子力の歴史にとって、未来を展望するうえで欠くことのできないものとの印象を受けた。
特に、田中俊一委員長の証言については、原子力の基礎分野の研究者の深い識見を証言のなかにみることができた。以下、私にとって印象的な部分について証言内容をメモしておいた。
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昨日の東京都知事選挙の結果、3期目になる小池百合子が当選した。この結果を報じる日経記事「東京都知事選、小池百合子氏が3選 得票2位は石丸伸二氏」のリード文を以下転載:
任期満了に伴う東京都知事選挙が7日投開票され、現職の小池百合子氏(71)が3選を決めた。子育て世帯への支援拡大や医療体制の充実といった実績が支持を得た。2番手には前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が入り、前参院議員の蓮舫氏(56)を上回った。
今回の選挙結果での驚きは、現職小池百合子の対抗馬としてみられていた連坊候補が全くの新人である石丸候補の後塵を拝したということにつきると思う。小池百合子に対する批判・避難は大きなものがあったが、それにも増して立憲民主党と日本共産党を後ろ盾とする連坊に支持が集まらなかったのは、日本の旧左翼の限界を露呈したものと思った。
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Thursday, March 7th, 2024
右に掲げたようなものがtweetされているのを見た。これを見た私の第一印象は、著名な「進歩的文化人」を揶揄するものだろうというものだった。正直なところ、少しばかり、確かに「息苦しい」感じを受ける名前が並んでいるのには感心した。
ところが、表紙に並んでいるのは「息苦しさの正体」と名指しされた著名人のリストといったものではなく、「自由の危機」とタイトルされた極めて真面目な書籍であり、「-息苦しさの正体」というのはこの本のサブタイトルであり、表紙の著名人のリストはこの書籍の著者のリストであるということを理解した。
何故、私が、「この本の表示ヒドくない」というのに反応してしまったのか?考えてみると、私自身の感覚が、(本書の著者の皆様からみて)ネトウヨと呼ばれるような発想を持つ人間だったのかもしれないと考えた。
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こうしてブログを書いていて、いつも良い文章を書くスキルを身に着けたいと思う。
前々回、「新型コロナの科学」を読んだことを書いたが、新型コロナウィルスという難しい内容について、読みやすく、そして分かり易く解説されているのに感心した。
この「新型コロナの科学」の著者、黒木登志夫の著作のなかに「知的文章とプレゼンテーション」があることを知り、良い文章の書き方のヒントがあるかもしれない、と思い。早速、購入、読んでみた。
本書「知的文章とプレゼンテーション」には、良い文章を書くための手がかりらしきものが多く書かれている。その夫々が、参考にはなるが、正直なところ、自分なりのスタイルを確立するにはなかなか道険しというのが実感だった。
以下、毎度のことであるが、本書を読んだという記録だけでも残しておこうということで、気づいたことをメモしておいた。
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Tuesday, February 23rd, 2021
本書、日経の読書欄の紹介記事により知った。この紹介記事は、冒頭、次のように始まる:
巷(ちまた)にコロナ本は山ほどあれど、何はさておきまず読むべき一冊だ。感染症やコロナ・ウイルスの基礎から、日本を含め各国の対応、治療の見通しまで、必要にして十分な情報が、膨大なデータにもとづいて簡潔に述べられている。
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