Archive for the ‘気になったニュース’ Category



気になったニュース: 核のごみ最終処分「政府の責任」???

Friday, February 3rd, 2023

日経朝刊(2/3付け)に放射性廃棄物の最終処分についての小さな記事がでていた。

記事のタイトルは「核のごみ最終処分「政府の責任」-8年ぶりの方針改定案-」。

リード文を以下に転載:

政府は2日、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分実現に向けた基本方針の改定案を与党に示した。改定は8年ぶりで「政府一丸となって、かつ、政府の責任で最終処分に向けて取り組む」との文言を加えた。新たに複数地域で文献調査の実施をめざすとした。

この記事、高レベル放射性廃棄物の最終処分の見通しないが、「政府一丸」「政府の責任」で取り組みますというもの。

なんのことはない、みんなに嫌われている処分場を提供してもらうよう自治体にお願いをします程度の話。

放射性廃棄物の処理方法は「乾式処理」に切り替え、原発敷地に長期保存するしかないのでは、というのが私の見解。



気になったニュース: ドイツ型経済モデルの終焉 なるほどね

Saturday, January 28th, 2023

日経電子版(1/28 4:00配信)の「ドイツ型経済モデルの終焉 侵攻で軽武装・輸出立国一変」という(解説?)記事に、現在のドイツの状況が的確に示されていると感じた。この記事、ドイツだけでなく現在の日本の状況についても考えさせる。

記事のリード文を以下に転載:

ドイツの経済モデルが破綻した。「ロシアの安いエネルギー」「米国に頼る低コストの安全保障」「巨大市場である中国への輸出」という3本柱の成長戦略がロシアのウクライナ侵略で行き詰まった。ドイツは変わるのか。

ロシアのウクライナ侵攻は世界の枠組みをすっかり変えてしまった。

一昨年の暮れメルケル首相の退陣から時を経ず、ロシアンのウクライナ侵攻が開始された。メルケルから政権を受け継いだショルツ首相は現在のドイツの立場を「時代の転換点」と表したという。

新しいドイツの進路は、「事なかれ主義の全方位外交から強権国家に毅然と対峙する国家へ。他人任せの軽武装から欧州防衛に責任を負う軍事大国へ。」ということのようだ。

我が国の状況もドイツの直面している「時代の転換点」と同じところにあるように思う。
 



気になったニュース: フランスの年金改悪反対ストは強力!

Saturday, January 21st, 2023

今朝の日経(1/21付朝刊)にフランスの年金改悪に反対するストの話がでていた。年金生活者として、年金制度改悪に反対するフランス国民の反応には感心する。

我が国の年金は、物価上昇に対応するかたちで1.9~2.2%増ということになるというが、「マクロ経済スライド」発動で22年の物価の伸び(2.5%)にも満たず、実質目減りするということになる。年金制度の維持を考えるとこうなるということのようだが、年金生活者の身としては何とも切ない話だ。

これに比べてフランスの「年金闘争」は大変な勢いになっている。いつものこととはいえ、19日に大規模あストライキが実施され、フランス政府の年金「改悪」は簡単には許さない状況になっている。

日経記事(「仏、反年金改革デモに112万人 インフレで拍車、政権に試練」)のリード文を以下転載:

2期目に入ったフランスのマクロン政権が試練に直面している。年金制度の改革案に労組が一斉に反発し、全土で大規模なデモが発生した。政権は財政安定化のために改革が必要だと訴えるが、有権者の反対を押し切れば支持率低下は避けられない。高インフレで国民の不満は高まっており、反対運動は長期化する可能性もある。

フランス政府の年金改革案は、「現在62歳の受給開始年齢を段階的に遅らせ、30年に64歳とすること、・・年金の最低支給額を23年から月額1200ユーロ(約17万円)程度と、現状より100ユーロ程度引き上げること」といったもの。

この改革案に反対するデモ参加者は112万人にものぼるとともに、全国規模のストライクが行われており、国民的な支持を受けているように見受けられる。

日本では、年金生活者は邪魔者扱いにされているように感じるが、フランスは全国民的な運動として年金制度を維持しようとする勢いを感じる。うらやましい。



気になったニュース: 中国総人口が減少なんだって!

Tuesday, January 17th, 2023

日経夕刊(1/17付)に「中国、61年ぶり人口減 昨年末 -少子化止まらず 出生数、初の1000万人割れ」という衝撃的なニュースにであった。

この記事のリード文を以下に転載:

中国国家統計局が17日発表した2022年末の総人口は14億1175万人で、21年末から85万人減った。61年ぶりに減少した。22年の出生数は106万人減の956万人となり、2年連続で1949年の建国以来の最少を記録した。

中国が今のように経済大国になる水分前の話であるが、お世話になっていた先輩が「人口の多さは国の力の強さ」と主張されていた。そんなことあるのかななんて思っていたが、その後の中国の変化をみると先輩の話、正しかったなと思ったりした。

その中国の人口が減少に向かい始め、今後も「出生適齢期の若い女性が減るため、少子化はさらに加速しそうだ」という。この少子化の流れに加えて、高齢化が進んでおり、中国経済の将来はバラ色ではなさそうだ。無敵の中国もいよいよ転機かなと思ったところだ。

この中国に代わり、インドの人口が世界一になる見通しだという。中国が担ってきた「世界の工場」そして「世界の消費国」としての役割をインドが担うことになる。

あらためて、「人口の多さは国の力の強さ」という先輩の話を思い出す。



気になったニュース: 「静かな退職」だって?

Saturday, January 14th, 2023

不思議で気になる日経の記事を読んだ。

アメリカではコロナ後「仕事への熱意が低く最低限の仕事しかしない『静かな退職』ブームが広がっている」という記事だ。

この記事、日経電子版(1月14日6:45配信)に掲載の「米男性の労働、年16時間短く コロナで『静かな退職』」と題するもの。記事のリード文を以下、転載:

米国で自発的に労働時間を減らす動きが出ていることが米大学の研究でわかった。25歳~39歳の男性が自発的に労働時間を年16時間減らした。米国では新型コロナウイルス禍に伴い、仕事への熱意が低く最低限の仕事しかしない「静かな退職」ブームが広がっており、労働時間の短縮につながっているようだ。

少し前になるが、FIREと呼ばれるライフスタイルが注目されていた。FIREというのは Financial Independence, Retire Early movement の略で、一言でいうと「さっさと金を貯めて遊んでても生活できる条件を整えて早期退職しよう」というものだったように思う。私のような怠け者にとっては、憧れのライフスタイルではあるが、これを実現するには、十分な貯蓄そして十分な投資能力が必要ということを考えると、とても私には達成できるようには思えなかった。

うえに紹介した日系記事の「静かな退職」ブームというものと殆ど同じながれのように思うのであるが、「仕事への熱意」がなく「最低限の仕事」しかしないというのであるから、FIREのようなライフスタイルの前提となる「貯蓄」をいつやるのか疑問だ。悪くいえば、その日暮らしの生活で、困難に直面したら誰かに寄生するという単なる怠け者が増えているのではと思ってしまう。

健全な社会が成立するには、国民が働く意欲を失なわない国、システムでなくてはならない。コロナ騒ぎのなかでやたらに金のバラマキが行われ、労働意欲そのものを削ぐようなことはあってはならない。