「Javascriptを学習しなくちゃ」ということで・・・・

February 18, 2009 – 10:35 am

「還暦からの動的Webサイトの構築」ということでLAMPを学習してきた。習うより慣れろと、具体的な課題として蔵書管理用ツールを作成しながら、なんとかMySQL、PHPの概要はつかむことができたように感じている。ヨチヨチ歩きながらWebプログラミングをしていると、動的Webサイトというからには、Javascriptの基本は必須とあらためて思い知った。いまやWebプログラミングでは「常識」になってきたAjax、マッシュアップと呼ばれる技術、これを使いこなすにはJavascriptは必須の技術的素養だ。ということで、今更という感じもあるがJavascriptを基本から学ぶことにした。

Javascriptを学ぶ教材は?: 還暦からの動的Webサイトの構築:はじめに」で書いたように、特別な教材を用いることなく、Web上の情報だけをたよりに学ぼうというのが私の方針だ。Javascriptを学ぶのに適当なサイトはないかと捜してみたが、日本のサイトには、なかなか見つからない。GoogleのVisualization APIのサイトで、Javascriptのtutorialサイトへのリンクをたどると、w3Scools: Full Web Building Tutorials というのがあった。基本的な技術を系統的に学べそうな気がした。

このサイトのfooterには、次のような注意書きがついている:

W3Scholls is for training only. We do not warrant the correctness of its content. The risk from using it lies entirely with the user.

まあ、Web上で無償のコースとなると「完璧な」正確さを期待するというのは虫が良すぎる。I accept. だ。ということで、このコースの流れに沿いながら学習を開始することにした。

Javascriptって何だ?: まず、今から学ぼうとするJavascriptというのは何かというところからスタート。w3Schoolには次のように記述されている:

・ JavaScriptはHTMLにinteractivityを付加するために作られた
・ JavaScriptはスクリプト言語
・ スクリプト言語とは軽量のプログラミング言語
・ JavaScriptは通常HTMLページに直接埋め込まれる
・ JavaScriptはインタープリタ型言語(コンパイルすることなく実行される)
・ 特別なライセンスなく誰でも使用できる

JavaScriptで何ができる?: これまで学んできたPHPとの比較で、JavaScriptは何が違うのか、何ができるのかというあたりを把握しておくのが、学習スタートとしては大切だろう。w3Schoolsの記載を、そのまま(横のものを縦にして)以下に:

  • JavaScriptはHTMLページ作成者のためのプログラミングツール – HTMLページ作成者は通常プログラマーではない。JavaScriptは非常に簡単な文法だ。ほとんど誰でもHTMLページに小さなスニペットを埋め込むことができる
  • JavaScriptはHTMLページに動的なテキストを埋め込むことができる – JavaScriptでdocument.write(“<h1>”+name+”</h1>”)とするとHTML要素にさまざまなテキストを書き込むことができる
  • JavaScriptはeventに反応することができる – JavaScriptは、ページロードが終了するとか、ユーザがHTML上でクリック操作をするといったなんらかのeventが発生したとき、実行するようセットすることができる。
  • JavaScriptはHTML要素を読み書きすることができる – JavaScriptはHTML要素の中身を読んだり、変更したりすることができる
  • JavaScriptはデータを検証することができる – JavaScriptはform dataをサーバにサブミットする前に検証することができ、これによりサーバが無用な処理を行わないようにできる。
  • JavaScriptはWebへのviistorのブラウザを検知することができる – JavaScriptはvisitorのブラウザを検知し、ブラウザの種類に応じるかたちでそれに相応しいページをロードすることができる。
  • JavaScriptはcookieを作ることができる – JavaScriptはvisitorの計算機上に情報をストアしたりリトリーブすることができる。

JavaとJavaScriptの関係は?: JavaとJavaScriptは全く異なるもの。JavaScriptの沿革については以下のように記述されている。

JavaScriptの正式名称はECMAScriptと呼ばれるもので、この規格はECMA organisationにより維持されている。ECMA-262が公式のJavaScriptの規格で、これはNetscape社のJavaScriptとMicrosoft社のJscriptをベースにして策定された。

この言語はNetscape社でBrendan EichによりNavigator2.0とともに開発されたもので、1996年以来Netscape並びにMicrosoftが提供するブラウザ上に搭載されている。

Ecma-262の策定作業は1996年に開始され、第一版は1997年6月にECMAの総会で採用されたものである。この規格の改定作業は現在も続けられている。

以上がw3Schoolsに紹介されているJavaScriptの概要(やっつけ仕事の翻訳)といったものだ。JavaScriptを学ぶためのとっかかりとして記録しておいた。正確なところは、w3Schoolsのサイトで確認して欲しい。


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  2. Feb 21, 2009: Ajaxの基本XMLHttpRequestを試してみた | Yama's Memorandum

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