Archive for July, 2018
前々回の石川迪夫の著書に続き、本書も近所の公立図書館で見かけたものだ。初版が2017年12月7日と、原子力関連本としては新しいこともあり、読んでみることにした。
本書の著者、服部禎男は「電力中央研究所・元名誉特別顧問」。原子力界のリーダの一人だ。著者の名は、低レベル放射線は体に良いという「放射線ホルミシス」の提唱者として見かけたことがある程度で、詳しくは知らなかった。
福島第一原発事故以降も原子力推進の立場にあると理解している。本書を一読した感想を一言で言うなら、主張の詳細は異なるものの、石川迪夫の場合と同じく、傲慢な、原子力推進派リーダとの印象を持った。 (続きを読む)
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最近、音声入力の性能が著しく向上していることに気付いた。特に、この音声入力機能、スマホ上で威力を発揮している。
私にとって、スマホでソフトキーボードを使って文字入力しようとすると誤入力が多くて大変である。歳をとったこともあり、まずます難しくなってきた。そういうこともあり、最近、LINEのテキスト入力にはソフトキーボードに代えて音声入力機能を使い始めた。なかなか良い。
短文の入力は良いのだが、通常の新聞記事程度のテキストではどうなのか試してみることにした。
予想した以上の性能だった。最近の技術の進歩に驚いた。以下、今回の音声入力性能テストの経験を纏めておいた。 (続きを読む)
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Thursday, July 19th, 2018
近所の公立図書館で本書を見かけ、読んでみた。
本書は、3年前(2014年3月)出版の「考証 福島原子力事故」の増補改訂版だ。この初版本も同じ図書館で貸出し読んだことがある。今回、増補・改訂版ということで、改めて読んでみた。
本書の著者である石川迪夫とは、私が原子力業界で仕事をしていたこともあり、少しではあるが面識はある。面識があるといっても、遥か高い位置にあった著者に多少の思い出があるということにすぎない。その当時と変わらず自信に満ちた著者の「主張」に接し昔を思い出した。
著者の立場は、福島第一の事故後も、以前と変わらず原子力を強力に推進しようとするものだ。私の反原子力の立場とは相いれない。本書の全編を通じ、「原子力界重鎮」としての著者の主張は、私のような反原子力の立場をとるものを説き伏そうとする「凄み」を感じさせる。 (続きを読む)
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日経電子版(2018/7/4 22:00)に「投信で損失、個人の半数 金融庁調査」という記事がでていた。やはり、というのが私の感想。
この記事のリード文は以下:
投資信託を保有する個人投資家の半数近くが損失を抱えている――。金融庁が投信を販売する銀行に実施した調査で、こんな実態が明らかになった。過度な分配金や短期の売買で十分な運用収益を得られず、長期の資産形成に結びついていない。販売会社も改革に動きつつあるが、事態を重く見た金融庁は運用成績の共通指標などで顧客本位の徹底を求める
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