ドメインネームを取得

December 5, 2007 – 8:59 pm

プライベートサーバを立ち上げ、公開しようとすれば、当然のことながら独自のドメインネームを取得することになる。ドメインネームを何にするのか?から始まって、取得費用は?取得の手続きは?そして、取得後、必要な設定はどのようにするのか?といった問題を解決しなければならない。ここでは、私のドメインネームを取得した際の経験を少し書くことにしよう。

ドメインネームを何にするのか?という問題、結論に至るまで、結構、悩んだ。当初、それなりにパンチがあり、文字数が少なく簡明で、なんらかの主張を盛り込んだ「美しい」名前を、と考えた。それなりの候補を作って、その名前に空きがあるかどうかチェックしてみた。しかし、思い起こす名前は全て登録済み。大リーグの野球中継を見ているとbankofamerica.comなんていうドメインネームがでている。あの世界に冠たる大銀行のドメインネームがあれだから、こちらも、多少長いが、beautifullifeofjapan.comなんて名前にしようかなどと馬鹿なことも考えたりした。結局、私が会社勤めをしていた一時期、「ヤマさん」なんて呼ばれていたことを思いだし、ヤマ(さん)のネット、yamasnet.comで決着。安易な結論である。

次に取得費用である。我がプライベートサーバ運営の基本方針は、「費用をかけない」ということ。そうはいうものの、安かろう、悪かろうでは困る。いろいろ考えた結果、6年くらい前に購入したハウツー本「個人で立てるWebサーバ Apache入門:榊原大輔/吉川敦著」に紹介されていたフランスのレジストラGANDIにすることにした。決め手は、1年あたりの価格がDNSサービスなど全て合わせて15US$ということ。これが高いか安いかは、よく分からない。しかし、ICANNの正式レジストラであることを考えると、納得できる価格ではないだろうか?因みに、VeriSignドメインネーム新規登録料金は、税込みで5,040円/1年分、これに比べてはるかに安い。

早速、登録。DNSのゾーンファイル上で、既に取得していたIPアドレスをAレコードに登録する。それから、4時間くらいたって、我が家の家庭用LAN上のPCから登録したドメインネームを用いて、PCサーバにアクセス。問題なく接続されることを確認。ドメインネーム取得作業、とどこおりなく行うことができた。さらに、CNAME、RX-レコードのゾーンファイル上での設定作業を行なってみる。これらレコードについては、設定から、ほぼ1,2時間で問題なく実行されていることを確認。我がほうが、最低限必要と考えていたDNSサービス、問題なく動作した。

余談であるが、後日、GANDIの登録料金がクレジットカードから引き落とされた。引き落とし額は、15US$。この額、税別の価格。消費税は含まれていない。国外からインターネット経由で買い物をした場合は免税になるのだろうか?少しだけ、儲かった気分がした。


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