Archive for the ‘科学・技術・原子力問題’ Category
昨年度のノーベル平和賞は、IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)と元米副大統領アル・ゴアが受賞した。そのアル・ゴアの書いた「不都合な真実」を近所の図書館で見つけた。この著作「不都合な真実」は、話題としては耳にしたことがあるが、実際にどのような内容なのかは詳しくは知らなかった。いまさらとは思ったが、読んでみることにした。
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今日(25日)の日経朝刊一面に、新型の太陽電池が開発されるとの記事がでていた。我が家も太陽光発電を検討してみたことがある(ここ)が、何分、設置費用が高くて、決断には至っていない。新型太陽電池は、従来のシリコン型よりかなり安くできるようだ。
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IHT(International Herald Tribune)のHP(5月22日付けの記事)にイタリアの原子力政策が転換されそうとの記事を見つけた。今年の1月には、やはりIHTの記事で英国の労働党政権が、新規の原子力発電所建設に前向きな政策を取るとの報道があったところだ(当ブログ「地球温暖化問題と英国原子力政策」に関連記事)。このイタリアの動き、チェルノヴイリ事故以来、原子力発電に反対の空気の強かったEU諸国が、徐々に、エネルギー源としての原子力に回帰するサインなのだろうか。
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Wednesday, May 21st, 2008
我が家の本棚に、高木仁三郎の「プルトニウムの恐怖」があった。この本が発行されたのは1981年だ。その2年前、1979年にはTMI事故が発生しており、原子力に反対する機運が高まった頃に発行された書だ。30年経った今、米国では、新規に多数の原子力発電所の建設が計画されようとしている。我が国の原子力反対運動の中心にいた高木仁三郎は何を主張していたのか、改めて読み直してみることにした。
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今日も本棚を整理していたら、興味深い本を見つけた。野坂昭如編著「科学文明に未来はあるか」(岩波新書:1983年3月 第1刷発行)だ。‘80年代はじめといえば、ほぼ30年前。このごろ、「科学文明」についてどのような議論が行われていたのか、思い起こしながら読み直してみた。
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