日本の携帯通信料、主要国で最低水準!
December 3, 2024 – 3:06 pm日経電子版(12/3配信)に「携帯通信の支出2割減 格安プラン、主要国で最低水準に」
と題する解説記事がでていた。
記事のリード文を以下転載:
携帯電話の通信料が安くなっている。設定料金は主要国最低の水準となり、個人の支出はピーク時から2割ほど減少した。政府主導で進めた「官製値下げ」が徐々に浸透し、各社は競争を繰り広げる。スマートフォンでの動画視聴の一般化で、中容量プランが主戦場となっている。
主要国のデータ容量5GBの携帯電話通信料を、20年3月と23年3月のそれぞれの時点で比較すると右図のようになる(日経記事から転載)。
図から明らかなように、日本の通信料は英国と並び世界で最安になっていることがわかる。2020年から2023年の3年間で半分程度になっている。
菅首相が日本の通信料が高いとの発言、そして楽天モバイルが携帯事業に参入したあたりから通信各社の格安プランの投入の結果として現在のような通信料金が達成された。
以前は、一般的だったSIMロックが解除されることも通信料の低減に大きく寄与したように思う。これにより、ユーザーが通信事業者(キャリア)を、料金を比較しながら、自由に選択することができるようになった。
さらに、e-Simが普及したことにより、単一の端末で複数キャリアと契約することが可能になり、キャリア間の行き来が頻繁に行うことができるようになった。将来、通信料の低減が続くに違いない。
この日経の解説記事に、KDDIの低価格ブランドpovo2.0が紹介されていたが、ここでは、月ぎめでないデータの都度購入の仕組みがあり、データ通信のみだと、「本人確認書類なしで開通」することができる。e-Simを利用することができれば、必要に応じた低価格でモバイル通信を利用できるようになった。いいサービスだ。
規制緩和の効用なかなかのもの。