Archive for the ‘Serverの構築と運用覚書き’ Category



Postfixの設定とSASL認証

Saturday, December 8th, 2007

日常的に使用するメールサーバは、我が家で加入しているプロバイダのものを利用している。構築中のPCサーバ上にメールサーバを新たに立ち上げ、これに変えるつもりはない。しかし、構築中のサーバマシンのシステムログをE-Mail経由で受け取ることを可能にすること、そしてメールサーバの仕組みを理解するという技術的興味から、Webサーバに加えてメールサーバも構築することにした。自前のメールサーバを構築できれば、メーリングリストを作るなど、いろいろ使い道もありそうだ。検討の結果、メール(SMTP)サーバとしてPostfixを用いることにした。

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Webサーバの立ち上げとバーチャルホスト

Thursday, December 6th, 2007

いよいよ我がプライベートサーバを情報発信源とするための要、Apache(httpd)の立ち上げだ。CentOS5のパッケージには、最初から、Apache2.2が含まれている。立ち上げに必要な作業は、基本的には、コンフィギュレーションファイルの設定とサービスの開始ということになるだろう。そうはいうものの、安易な設定作業は禍根を残す。まず、インターネット上の解説記事を読んで、設定に向けて頭を整理するところから開 (続きを読む)



初心者に優しいyum

Wednesday, December 5th, 2007

CentOS5をインストール後の初期設定時に、初めてyumなるアップデートソフトに遭遇した(いきさつは、ここ)。このアップデートソフト、「Linuxの新しいソフトが使用可能になると、自動的に、システムとの整合性を見極めて自動的に更新してくれるものらしい」との曖昧な理解で、我がシステムでも動作可能になるよう設定した。システム上で動作するソフトを常に最新のバージョンに維持するというのは大変な労力だ。個人で、これを見極める、ましてや初心者にとっては、至難の業。これを自動的にやってくれるとなれば、このyumなるアップデートソフト、初心者に優しい、大変なしろものだ。yumの仕組みを少し学ぶことにした。

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ドメインネームを取得

Wednesday, December 5th, 2007

プライベートサーバを立ち上げ、公開しようとすれば、当然のことながら独自のドメインネームを取得することになる。ドメインネームを何にするのか?から始まって、取得費用は?取得の手続きは?そして、取得後、必要な設定はどのようにするのか?といった問題を解決しなければならない。ここでは、私のドメインネームを取得した際の経験を少し書くことにしよう。

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不正アクセスの波がやってきた

Monday, December 3rd, 2007

プライベートに自宅でサーバを立ち上げるとなると、何といっても、十分なセキュリティを確保することが重要だ。我が家のPCサーバを踏み台などにされたらたまらない。ある意味、セキュリティ確保は、サーバを立ち上げようとするものの最低限の社会的責任だろう。ほぼ2ヶ月前にサーバ用PCを動作可能な状態にして以来、このブログの公開に先立って、1ヶ月間にわたってPCを連続稼動し、この間、システムログの監視を続けてきた。予想したとはいえ、連日、不正アクセスが試みられている。これに対抗するため、一応の対応策もとった。

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