やはり投信というのは損なんだ!

July 5, 2018 – 10:55 am

日経電子版(2018/7/4 22:00)に「投信で損失、個人の半数 金融庁調査」という記事がでていた。やはり、というのが私の感想。

この記事のリード文は以下:

 投資信託を保有する個人投資家の半数近くが損失を抱えている――。金融庁が投信を販売する銀行に実施した調査で、こんな実態が明らかになった。過度な分配金や短期の売買で十分な運用収益を得られず、長期の資産形成に結びついていない。販売会社も改革に動きつつあるが、事態を重く見た金融庁は運用成績の共通指標などで顧客本位の徹底を求める

家計の金融資産残高は前年度末で1829兆円(日銀・資金循環統計(速報値))という。このうちの半分以上(52.2%)が、現金・預金残高で961兆円あるという。

素人の理解では、家計の金融資産の大部分がお金を生む投資に回されないで「遊んでいる」ということになる。莫大な金融資産が行き場がなく滞留している。そうはいうものの、私たちのような一般庶民が投資をしようと思っても、何処に、どのように投資すべきか判断するのは、そう簡単ではない。

そこに登場するのが、「投信(投資信託)」という仕組みだ。この投信という仕組みでは半数以上が損失を出しているというのだから、事態は深刻だ。

もう随分まえから、証券会社だけでなく銀行・郵便局でも「投信」を販売している。冒頭の日経の記事で指摘されているのは、「投信」で利益を上げているのは、投信を買う一般庶民ではなく、投信を売る銀行などの金融機関などという事実だ。そのあたり、日経の記事は以下のように書いている(以下同記事から引用)

 銀行や証券会社はかねて自らの手数料収入を優先し、個人の短期売買を助長しているとの批判があった。販売手数料ばかりがかさめば、肝心の運用利回りは低下してしまう。ある金融庁幹部は「金融機関のトップは手数料収入の多寡は気にしても、顧客がもうけられているかは見向きもしてこなかった」と批判する。

投信で損失がでるのは構造的な問題があるようだ。以前にも、このあたりの話を聞いてことがある。

それは、そてとして、リスクをとって投資に回すほどの金融資産のない私が心配することではないとは思うのだが、・・・

年金生活者の独り言。

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