年金生活者にとって最も怖いこと -hyper infration-

April 27, 2025 – 11:03 am

あまり言いたくないことなのですが、私の唯一の収入源は公的年金なのです。世間では年金生活者とよばれる人種です。

最近の政治、その動きに、ちょっと恐怖感を抱いています。一言でいうと、今はやりの消費税減税の主張が年金生活者にとって最悪の事態、ハイパーインフレを引き起こすのではないかと危惧しているのです。

立憲民主党の代表の野田佳彦が、なにを血迷ったか、今年の夏に予定されている参議院選挙の公約として、「一年間に限り食料品の消費税率をゼロに引き下げること」を盛り込むことにしたというのです。

民主党政権のとき、突然、社会保障の一体改革で消費税率10%の引き上げを主張し、政権を投げ出した張本人が野田佳彦本人です。民主党政権を放り出し、安倍政権を生み出したのは記憶に新しいとこです。その野田佳彦が、今度は消費税率の引き下げを主張するというのですから驚きです。しかも、財源については今から考えるというのですからめちゃくちゃです。

財源を考慮することなしに消費税を減税することは我が国の財政を破壊、そしてそれに続く日本国債の暴落、そしてハイパーインフレといった状況です。年金生活者は、ハイパーインフレが発生すると即死です。

日本経済新聞電子版(2/25配信)では、「立民・野田佳彦代表、1年間の「食料品の消費税ゼロ」 参院選公約に」とのタイトルで報じています。

この記事のリード文を以下に転載します:

立憲民主党の野田佳彦代表は25日の記者会見で、1年間に限り食料品の消費税率をゼロに引き下げることをめざす考えを表明した。夏の参院選公約に盛り込む。中低所得者の消費税負担を軽減する「給付付き税額控除」を導入するまでの一時的な措置と位置づける。

経済情勢によっては、1回限り、期間を延長可能とする。

これにより何がおきるのか?簡単です。財政規律を無視した政策により、日本国債の暴落、金利の急落です。そして行きつくところはハイパーインフレです。

なんらかの自衛手段を講じなければなりません。なにをなすべきか、真剣に考えたいところです。


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