注目ニュース: トランプ相互関税はや腰砕け?

April 13, 2025 – 10:48 am

今朝読んだ日経電子版(4/13 8:37配信)には驚いた。トランプ相互関税で米中の貿易戦争が激化したと思っていたら、肝心のスマホなどのハイテク関連製品については除外するというニュース。トランプの振りかざしたこぶし、下げてしまうことになった。
このことは、トランプの相互関税は、結局、米国の弱さを露呈したということになるのかもしれない。

この日経記事は、「米相互関税、スマホ・半導体装置除外 テックの現実に屈す」というもの、リード文を以下に転載:

トランプ米政権は相互関税の対象から、スマートフォンや半導体製造装置など電子関連製品を除外した。中国との交渉が本格化する前に国内テック企業からの要望に屈した。行き当たりばったりの政策では、高度に国際分業が進んだ供給網(サプライチェーン)の現実を乗り越えられなかった。

高税率の相互関税から除外された品目には、スマホ、パソコン、パソコンの部品、半導体製造装置、フラットパネルディスプレィ、SSD,ダイオード・トランジスタといったものが含まれるという。

なんのことはない。ハイテク製品といわれるものはほとんど高率の関税措置を免れるということになる。こうなると、通常はハイテク製品として取り扱われない家電製品一般似ついても高率の関税はかけられないということになるようだ。

ともかく、月曜の株価は上昇するのはまちがいない。ただ、今回の混乱で生じた金融危機の可能性は排除できないのではないか。
 


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