Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category



在宅勤務・テレワーク再考

Saturday, August 27th, 2022

2年ほど前、このブログ上で「在宅勤務とかテレワークって問題ない?」とタイトルした話を書いたことがある。2年たって、テレワークといった勤務形態に対する見方が変化しているようだ。

日経電子版(8/26 11:55配信)に、「アップル出社義務付け 社員は激しく抵抗」という記事がでていた。

なんでも、Appleでは、9月から週3日のオフィス出勤が求められたのであるが、社員の(一部?)に、それを受け入れないという動きがあるという。経緯の詳細はよくわからないが、AppleのCEO テイム・クックがオフィス出勤の義務化をめぐり、

共同作業には直接顔を合わせるのが一番で、離れた場所で別々に働いていれば企業の文化や創造性が損なわれる

と主張しているという。

私の(古式騒然とした?)感覚では、上述したクックの主張はもっともなもので、2年半前のテレワークは新型コロナからの「緊急避難的」なもので、常態化すべきものではないように思う。

IT企業のなかでは、このリモートワークに対する見方が割れているよう。今後の動きに注目したい。
  



自宅の修繕・修理を考えなくちゃ

Friday, August 26th, 2022

我が家、平成10年(1998年)に新築したので、今年で築24年になる。当然のことながら、今後も住み続けるためには、家の修繕修理をしなければならない。どの程度の費用がかかるのか、とても気になる。

今日の日経電子版(8/26 5:00配信)に、「自宅の修繕費、築30年で900万円超 計画的な貯蓄不可欠 –人生100年の羅針盤–」という解説記事がでていた。参考になりそうなので、メモしておいた。

この日経記事のリード文は以下:

持ち家があり、住宅ローンの返済も終わったシニア世代は「老後は住居費の負担は軽くなる」と考えがちだ。しかし、意外に重くのしかかるのが家の修繕費用。戸建てでもマンションでも、築年数が古くなると、雨漏り対策など基礎的な工事だけでも費用がかさんでくる。長寿化で必要な工事回数が増える一方、工事単価は上昇傾向だ。「終(つい)の棲家(すみか)」を確保・維持するお金にも目配りが必要になる。

この記事のなかで書かれているように、「戸建ての場合、外壁や屋根の塗装・補修などがおよそ15年程度で発生し、費用は数十万から100万程度かかる」。

我が家も、築後15年に、ハウスメーカの勧めで、外壁・屋根の塗装を行なった。これには、確か220万円程度の費用がかかったと記憶している。年金生活者のわが身にとっては、それなりの負担だった。

記事には、どのタイミングでどのような修繕が必要になるのか、目安になるような図がでていた。この図、今後の修繕費用などを見積もるのに役に立ちそう。以下、転載しておいた(無断にて転載)。

この図を参考にすると、我が家では、築後30年になる今後5年間で、図に示されているような修理・修繕を新たに必要にするようだ。

費用を積算してみると500万円超にもなる。

この費用、今住む我が家を終の棲家とするのに最低限の費用ということか。なかなか大変だな。



旧統一教会問題 再び考える

Friday, August 19th, 2022

このところ、TVのワイドショーでは旧統一教会問題に多くの時間が割かれている。

いつまで、こんなバカな問題を扱っているのかと思っていたのだが、それなりに大変な話になってきたように感じている。

自民党の集票マシンのひとつとしての役割を果たしてきた旧統一教会だったが、これにお世話になった自民党代議士は、知らないうちに、旧統一教会に「支配され」てしまっているようだ。旧統一教会と手を切ろうとすると、教会側から、「恩知らず」と攻め立てられれ、逃げ場がなくなってしまう。

このあたりのところ、JBプレスの記事「もしかして岸田首相はまだ気づいていない?カルトの手法に嵌められた自民党」に詳細に解説されていた。

この記事によると、自民党羽生田政調会長と教団との関係を例に、教団関係者の「リーク」が自民党の当該代議士に対する脅しになっているという。以下、JBプレスからの転載:

 萩生田氏が教団との関係を公に説明していることに対して、実情はそうではない、と反論するところからはじまっている。つまり、政治家が惚けたり、嘘をついたりしてまで、統一教会と距離を置いたり、縁を切ろうとしたところで、都合よくそうはさせない、と脅していることに等しい。

 これこそが、「カルト」と呼ばれる組織の手法だ。

我々の日常生活のなかでも、統一教会に限らず、他の「宗教団体」の甘い誘いに乗るととトンデモない関係になっていることに気づかされることが多い。10年前の大地震のとき、普段付き合いのないひとから援助の申し出があったが、実は、このひと某宗教団体のメンバー、国政選挙の際には、投票依頼の長文のお願いが届いたこともあり、驚いたことがある。

政治団体、政治家にとっては、選挙事務の手助けといった甘い申し出にのると、政治生命も失うような大変なしっぺ返しがあることだって否定できないのではないか。

いま、話題の羽生田代議士と旧統一教会の関係、この代議士の政治生命を失わせるだけの大きなことなのではと思ってしまうのは私だけか?
  



旧統一教会問題をちょっとだけ考えてみた!

Thursday, August 11th, 2022

自民党の国会議員の多くが旧統一教会との接点を持っているということが明らかになり、問題視されている。

昨日(8/10)の内閣改造で大臣に任命されたもののうち7人が統一教会となんらかの関係・接点を持っていたようだ。私のような政治的素人からみても、旧統一教会と自民党とは抜き差しならないずぶずぶの関係にあるようだ。

このように、宗教団体と政治との関係のなかでも旧統一教会と自民党との関係は深いと思うのだが、これ以上に考えなきゃいけないのは、神社本庁、日本会議、遺族会といったところと自民党の関係だ。これらは、自民党のコア支持層であり、旧統一教会なんてのはその一部、その枠内、とみるのが自然な感じがする。

こうした宗教団体(旧統一会議を含む)は自民党の集票マシンとしての役割を果たすことで自民党保守層を支えるのだが、夫婦別姓反対といった我が国の旧来の家族制度を維持するのをよりどころにしている。

また話題になる靖国神社参拝なんてのも、そのひとつのあらわれと見るのが自然だろう。

旧統一教会の影響を排除するというなら、一挙に日本会議、神社本庁、遺族会など本丸からのイデオロギー的な影響を排除すべきと思うがいかがだろう。
   



ペロシ訪台は無意味な挑発行為だ!!

Sunday, August 7th, 2022

8/4の米下院ペロシ議長の訪台を口実に中国は台湾周辺での大規模な軍事演習を行っている。演習は今日まで続けられるようだ。

どうも、ペロシ訪台は中国に利する幼稚な挑発といっていいもののような印象を受ける。自国の力を過信するおば(あ)さんの挑発行為には困惑してしまう。

軍事演習の内容はペロシ訪台に抗議するといったものではなく、ペロシの訪台を口実にこれまで練りこんできた演習を実行に移したということのようだ。

今回の中国演習について 日経電子版(8/7付け)では「中国の軍事演習、台湾封鎖へ布石 中間線無効化狙う」と報じている。

この記事のリード文は以下:

中国の人民解放軍が4日から始めた台湾周辺での大規模演習が7日、終了する。ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発して始めたが、演習内容は練り込まれており、以前から周到に準備していた可能性が高い。「台湾封鎖」シナリオが現実味を増した。

「外交努力で平和を守る」という話は聞くが、挑発行為で相手を利するようなことはあってはならない。

ペロシの挑発行為で、「台湾有事」の際に米国が役に立たないことが明らかになったような気がするがいかがだろう。