Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category



兵庫県知事選挙の結果を巡る内田樹のTweet

Thursday, November 21st, 2024

兵庫県知事選挙の結果を受け、いろいろな言説が飛び交っている。特に、既存メディアの役割とか、SNSの弊害とかについての議論が多いように見受ける。年金生活者で、暇を持て余していることもあり、既存メディア、Twitterなどに見られる議論をできる範囲で読んでいるところだ。

選挙結果に対するリアクションのうち、いつも読んでいる内田樹のtweetが、いわゆる「進歩的文化人」の見解を代表しているように感じたので、tweet中身を転載し、それに対する私なりの感想を残しておくことにした。
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兵庫県知事選挙の結果をみて思ったこと

Monday, November 18th, 2024

兵庫県議会から不信任決議を受け失職した斎藤元彦元知事が、失職に伴い行われた兵庫県知事選挙で再選された。想像すらされていなかった知事再選に驚きが広がっている。

日経朝刊(11/18付け)には、「斎藤氏、SNSが原動力 兵庫知事選 若者票、稲村氏の3倍」で、今回の選挙がSNSによる活動が斎藤候補の勝利に大きく寄与したと報じている。

記事の一部を以下に転載:

パワハラ疑惑などを内部告発された問題で不信任決議を受けた斎藤氏は、失職した直後から各地の駅前に立ったが、聴衆はまばらだった。だが、告示後の第一声には数百人が集まり、その後も数は増えた。攻勢の原動力となったのは、SNSへの投稿を担う約400人のスタッフだ。

SNS選挙の様相を以下のようにも伝えている(同じく転載):

SNSでは誤った情報も拡散された。稲村氏について「外国人参政権を推進する」「県庁舎を1000億円かけて建て替える」といった情報が広がり、同氏はホームページに否定するコメントを掲載。街頭では「ネットの世界ではデマやレッテル貼りが横行している。ネットには負けない」と繰り返した。

「斎藤氏は既得権益集団と闘っている」という対立構図を主張する投稿も相次いだ。

この日経記事にみられるように、今回の選挙がSNSによる誤情報、デマの拡散が大きく作用したと報じられ、選挙結果を憂慮すべき事態とみる向きもあるようだ。

私自身の感想は少し異なる。 (続きを読む)



混迷した政局、立憲民主党の政権奪取は無理だな

Monday, November 4th, 2024

衆院選で自民党が惨敗してから1週間すぎたところ、混迷した政局の行く末は、ますます、わからなくなってきた。

日経電子版(11/4 0:02配信)に「立民・小川氏、首相指名で不満 維新と国民民主念頭に」と題する短い記事がでていた。

この記事、特別国会での首相指名選挙に向けての立憲民主党の焦りを示すものとして、興味深い。今回の選挙で、立憲民主党は野党第一党になったのは確かだが、選挙で大勝したのは国民民主党だ。首相指名選挙で、国民民主に野田への投票を当然とする態度というのは不遜なのではと思ってしまう。
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2024・衆院選 個人的感想(5)

Monday, October 28th, 2024

書きなぐり調の個人的感想の5回目。開票結果が明らかになったところで個人的な感想を書いておいた。

予想通り、自公は議席を減らし、選挙公示時点では悪くても超えると考えられていた自公で過半数233を18議席も下回るという惨敗となった。

これで、石破政権の行く末も分からなくなった。自民党執行部の責任が問われるのは必至ではあるが、その成り行きは予測不能だ。選挙対策委員長の小泉新次郎は責任をとり、その職を辞するということを表明してるのは潔さを感じるが、石破総裁をはじめ森山幹事長などその他の幹部は、特段の責任を取ることはないだろう。
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2024・衆院選 個人的感想(4)

Friday, October 25th, 2024

書きなぐり調の個人的感想の4回目。マスコミの事前予測に対する感想を書いておいた。

衆院選投票日も明後日と迫ってきた。私自身は、既に、期日前投票を済ませてしまった。

マスコミの予想を見ると、自民党が大幅に議席を失い、自公過半数も危うい情勢となっている。この状況、自民党の「裏金問題」が選挙の一大争点になり、立憲民主党の野田党首の「裏、裏、裏」キャンペーンが大成功といったところだろう。
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