在宅勤務とかテレワークって問題ない?

July 11, 2020 – 11:33 pm

新型コロナウィルスの流行により、在宅勤務とかテレワークといった勤務形態が注目されている。

私の娘も、人並み(?)に、在宅勤務を命じられた。いまのところ、私が想像していた以上に新しい働き方にアダプトしているよう見受けられる。1〜2ヶ月という期間では、何の問題もなくやり過ごすことができるだろうが、これが長期にわたり常態化してくるといろいろ難しい問題が生じるに違いない。多少、心配だ。

今回のコロナ騒ぎを契機に、一挙に、働き方を変えてしまおうという、私から見ると多少「悪ノリ」の気配も出てきた。マスコミのなかには、「新しい働き方」として、こうした動きを推し進めようとするものもある。

社員数万人を超えるような大会社のなかに、一挙にこうした在宅勤務という働き方を常態化しようとする動きも見える。大きく報道されている企業のひとつに富士通がある。この会社、かなり大胆な計画を持っているようだ。

報道(日経電子版(7/6付))によれば、「コロナ後の働き方改革」として、「社員はテレワーク勤務を基本とする」とし、「全社員に対して通信料や光熱費などの補助として月額5,000円の手当てを支給」し、さらに「通勤定期券代の支給を廃止し、出勤時にかかった実費を精算する形に変更」という。思い切った「改革」に打って出るという。

私のように旧態然とした仕事の仕方しか思いつかないものにとっては、なんとも、乱暴な計画と呆れてしまう。

社員の諸権利を、コロナ騒ぎに便乗して無くしてしまおうという計画だ。通信料や光熱費として5,000円の手当てと引き換えに労働条件を改悪しようというようにしか思えない。労働環境の整備に必要な諸経費を値切って、社員に負担させようとするのだから開いた口が塞がらない。

さらに、会社における社員教育は今後どうなっていくのか、考えなくてはならない多くの課題があるような気がする。従来型の職場環境に、無意識ながら、あった「先輩の背中」からの学びというものはどうなってしまうのだろう。こうした「学び」の場は新入社員にとって重要な成長の機会を提供していたのではと想像する。通信ネットワーク越しでは、こうした「学び」の場は実現できるものではない。

いろいろ考えてみると、難しい課題が浮かび上がってくる。このあたりきちんと整理しなくてはならない。
 

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